【心理学】作業量が減る社会的手抜きとは?その具体例や対策法!

 

こんにちは!どんまです。

 

今回は心理学用語の『社会的手抜き』について紹介していきます。

これは別名で『リンゲルマン効果』とも呼ばれるものです。

 

このページでは具体例などを含めて、できるだけ簡単に説明していきます。

それでは、さっそく見ていきましょう!

社会的手抜き(リンゲルマン効果)の意味は?

 

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)とは

集団で作業を行うと、1人で作業を行うよりも生産量が低下してしまう現象

 

つまり、1人で作業をした方が効率が良いということですね。

でも、これだけだと信ぴょう性に欠けるので、1つ実験を紹介していきます。

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)の綱引き実験!

 

 

実験の内容
  • フランスの心理学者「リンゲルマン」が行った綱引きの実験
  • 参加者を集めて綱引きをしてもらい、1人あたりの働き具合を調べた

 

実験の結果
  • 1人で綱を引いた場合:100%の力が出された
  • 2人で綱を引いた場合:1人あたり93%の力が出された
  • 3人で綱を引いた場合:1人あたり85%の力が出された
  • 5人で綱を引いた場合:1人あたり70%の力が出された
  • 8人で綱を引いた場合:1人あたり49%の力が出された

 

実験から分かるように、1人で綱を引いた時の働きが1番大きいですよね。

面白い点は、人数が増えるほど1人あたりの作業量が減ってしまうことです。

 

私たちの日常でも、社会的手抜きはたくさん起こっています。

そこでイメージしやすいように、いくつか具体例を紹介していくので参考にしてみてください!

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)の具体例とは?

 

社会的手抜きは、私たちの身の回りでも起きています。

その中で、みなさんも経験したことがありそうなものを紹介していきます。

 

社会的手抜きの具体例1、旅行

 

 

みなさんも旅行に行くことがありますよね。

1人で行くのが好きな人がいたり、集団で行くのが好きな人もいて、人それぞれ好きな旅行の仕方があると思います。

 

そんな旅行は楽しいですが色々やることがありますよね。

例えば

  • ホテルや飛行機などの予約
  • 観光地までの道の確認
  • 持って行く物の準備

 

みなさんも自分が旅行に行った時を思い出してみてください。

1人や2人で行ったときには自分のやる作業の量は多いですが、集団で行くとあまり働いていない人がいますよね。

 

例えば

  • 道を調べないで、ついて行くだけ
  • 予約が必要なものは、誰かに任せっきり

 

これは社会的手抜きが働いている証拠です。

 

少ない人数で行く場合は、自分が動かないと旅行が成立しません。

しかし集団だと、誰かにある程度任せておいても大丈夫なので、サボってしまう人が出てくるのです。

 

社会的手抜きの具体例2、グループライン

 

 

日本人の多くの人がラインを使っていますよね。

特にグループラインは、多くの人が一緒にトークできるのでとても便利です。

 

ですがその反面、なかなか物事が決まらなかったり、誰も動こうとしないことがありますよね。

この理由も、社会的手抜きが働いているからです。

 

個人でトークしたときには自主的に動いてくれた人も、グループだと受け身になってしまうことがあります。

そしてグループの人数が多いほど、1人あたりの作業量が低下してしまいます。

 

ここからも分かるように、社会的手抜きはとても厄介な心理現象ですよね。

そこで次に、社会的手抜きの原因を紹介していきます。

社会的手抜き(リンゲルマン効果)の原因とは?

 

 

社会的手抜きが働いてしまうのは2つの原因があるからです。

それがこちらです。

  • 人任せになる
  • 1人当たりの責任が小さい

 

1つずつ説明していきます。

 

社会的手抜きの原因1、人任せになる

 

原因の1つ目は、人任せになってしまうことです。

 

集団だと他の誰かがやってくれれば、自分がやらなくても物事が進みます。

 

その事を知っていると

  • 誰かがやってくれるだろう
  • 自分がやらなくても大丈夫
  • 自分は忙しいから

 

こういった考えに陥るのです。

 

さらに人数が増えれば増えるほど、こういった考えの人は多くなります。

その結果、多くの人が他人任せになってしまうのです。

 

社会的手抜きの原因2、1人当たりの責任が小さい

 

原因の2つ目は、1人当たりの責任が小さいことです。

 

個人でやった行動の責任は、自分が負うことになります。

しかし集団だと、1人当たりの責任が小さくなります。

 

すると、失敗したりトラブルが発生したとしても、自分だけの責任ではないと考えてしまいます。

この考えが、社会的手抜きを起こしてしまうのです。

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)の対策したい!その方法は?

 

 

社会的手抜きを対策できれば、集団行動の効率をあげれそうですね。

そこで2つの対策方法をお教えします。

  1. 個人に課題を与える
  2. 結果を見えるようにする

 

順番に説明していきます。

 

社会的手抜きの対策法1、個人に課題を与える

 

対策法の1つ目は、個人に課題を与えることです。

 

課題を与えてあげることで、その人がやらないといけない状況を作り出します。

 

その課題は、個人レベルで変えてあげると良いです。

そうすれば、他人にやってもらおうという思考が防げます。

 

最終的に、原因1の「人任せになる」のを防止することにつながるのです。

 

社会的手抜きの対策法2、結果を見えるようにする

 

対策法の2つ目は、結果を見えるようにします。

 

個人のレベルで結果が見えるようにできるればもっと良いです。

結果が見える形で表されると周りにも見られることになるので、それだけでモチベージョンが上がります。

 

これは『ホーソン効果』という心理現象が起きているからです。

まだ知らないという方は、こちらの記事を読んでみてください!

【心理学】ホーソン効果とは?その実験と教育での応用方法!

 

同時に結果が見えることで、個人レベルで責任感を持つことができます。

これが、原因2の「1人当たりの責任の小ささ」を防止できるのです。

 

社会的手抜きが分かるオススメの本!

 

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)のまとめ

 

最後に簡単にこのページ内をまとめていきます。

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)

  • 集団で作業を行うと、1人で作業を行うよりも生産量が低下してしまう現象

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)の原因

  1. 人任せになる
  2. 1人当たりの責任が小さい

 

社会的手抜き(リンゲルマン効果)の対策法

  1. 個人に課題を与える
  2. 結果を見えるようにする

 

 

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