【解説】社会的ジレンマとは?その事例や解決策!

 

どんま
皆さんこんにちは!どんまです。

 

今回は『社会的ジレンマ』について紹介していきます。

これは、社会問題などとも深く関わりのあるものなので、ぜひこの機会に覚えていってください。

 

こんな人にオススメ!

  • 社会的ジレンマについて知りたい人
  • 社会問題について知りたい人

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

社会的ジレンマとは?どんな定義?

 

 

社会的ジレンマの定義

個人が合理的な選択をするためにした行動が、社会のための最適な選択と差異が生まれてしまう現象

 

違う言い方をすれば、みんなが自分の利益を追求すると、結果として全体の不利益を生み出すことです。

 

これだけだと、少しイメージしにくいですよね。

なので、いくつか簡単に具体例を紹介していきます。

 

社会的ジレンマの具体例!

 

社会的ジレンマは、私たちの日常でもよく起きている現象です。

そこで、今回は3つの具体例を紹介していきます。

  1. 環境問題
  2. いじめ問題
  3. 試験

 

社会的ジレンマの具体例1、環境問題

 

 

1つ目は、環境問題です。

今回は、多くの環境問題の中から、ゴミ問題について取り上げていきます。

 

いきなりですが、普段みなさんはゴミ問題について考えることはありますか?

最近では環境問題を解決するために、メディアに訴えている人をよく見かけるはずです。

 

日常でも環境のことを考えて、こういった行動をする人たちがいますよね。

  • レジ袋をもらわないようにする
  • ゴミはきちんと分別し、リサイクルもする
  • ポイ捨ては絶対にしない

 

しかし、国民全員が毎回このような行動をとることはできませんよね。

その理由は、個人の利益を考えてしまうからです。

 

例えば、レジ袋が必要になるときもあるし、ゴミの分別をめんどくさく思うこともある。

また、ゴミ箱が近くにない際は、罪悪感を負いながらもポイ捨てをするときがある。

 

こういった行為は、個人の視点で見ると、自分の利益を考えた合理的な選択肢となりえます。

しかし、社会全体で見ると、ゴミ問題をより悪化させるような不適切な行動です。

 

こういった状態を、社会的ジレンマと言います。

他の事例も見ていきましょう。

 

社会的ジレンマの具体例2、いじめ問題

 

 

2つ目は、いじめ問題です。

これも社会的な大きな問題の1つですよね。

 

いじめをする人たちには、様々な理由があります。

 

例えば

  • 自分の強さを見せたい
  • ただ楽しいから
  • 自分がいじめられたくないから

 

こういったものは、自分の利益だけを考えたものですよね。

 

さらに、いじめの時には必ずと言っていいほど、周りで見ているだけの傍観者がいます。

 

傍観者たちは、自分まで被害を受けたくないといった理由から、こんな行動をします。

  • いじめられている人を無視する
  • 一緒になって見て笑っている

 

これもある意味、自分の利益だけを考えている証拠ですよね。

 

こうしてしまうと、いじめ問題はなくなりませんし、幸せになれる人もいません。

言い換えれば、全体としては不利益な状態なのです。

 

ですから、いじめ問題も社会的ジレンマと言えるのです。

 

いじめで、周囲の人が傍観者になってしまうのは、傍観者効果という心理現象が働いているからです。

詳しく知りたい方は、ぜひこの記事を読んでみてください!

 

【解説】傍観者効果の実験や事件とは?そして原因と対処法!

 

社会的ジレンマの具体例3、試験

 

 

3つ目は試験です。

 

学校に通っている頃には、定期的に試験がありましたよね。

みんなそれぞれ、自分なりに勉強をしていたと思います。

 

何としても1位を取りたい人、そこそこの点数を取りたい人、全く勉強をしない人など、様々な人がいましたよね。

ですが、もし全員が1位を取ろうと勉強していたらどうなるでしょう。

 

きっと全員が1位を取るために、「もっと勉強をしなくてはいけない!」という考えになるはずです。

この状態も社会的ジレンマと言えます。

 

「勉強で1位を取りたい!」という良い利益の追求のはずなのに、勉強量が増えてしまうという不利益を生み出していますよね。

これからも分かるように、社会的ジレンマはとても複雑なものなのです。

 

そこで、この社会的ジレンマを解決するには、どうすれば良いのかを説明していきます。

 

社会的ジレンマの解決策とは?

 

 

今まで紹介してきたように、社会的ジレンマはとても複雑なものでしたよね。

そこで、どうすれば社会的ジレンマを軽減できるかをお教えします。

 

その方法は、みんなが自分の利益だけでなく、社会の利益を考えることです。

残念ながら、一部の人が解決しようと行動しても意味がありません。

 

大事なのは一人一人の解決しようとする意志です。

 

自分の利益を追い求めるのをやめろというわけではありません。

みんながコミニケーションを取り合い、社会全体の利益を調整していくのです。

 

すると、徐々に社会的ジレンマを軽減できるはずです。

その結果、社会の多くの問題の解決にもつながるのです。

 

みなさんも、自分の身の回りにある事からで良いので、ぜひ実践してみてください!

 

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社会的ジレンマのまとめ

 

社会的ジレンマの定義

  • 個人が合理的な選択をするためにした行動が、社会のための最適な選択と差異が生まれてしまう現象

 

別の言い方だと、みんなが自分の利益を追求すると、結果として全体の不利益を生み出すこと

 

社会的ジレンマの具体例3つ

  1. 環境問題
  2. いじめ問題
  3. 試験

 

社会的ジレンマの解決策

  • 自分の利益だけでなく、社会の利益を考えること

 

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