皆さんこんにちは、どんまです!
今回は心理学用語の中でも有名な『認知的不協和理論』を紹介していきます。
これは心理学の中で、社会心理学に分類されるものです。
このページ内では、具体例などを含めながらかんたんに説明してきます。
最後には『認知的不協和理論』のまとめも書いてみたので、ぜひ読んでみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
認知的不協和理論とは?その意味は?

まず初めに『認知的不協和理論』とは何なのかを説明していきます。
結論から言うと、
認知的不協和理論
- 自分の中で矛盾した2つの認知を同時に抱えた状態や、そのときに感じる不快感のこと
どうでしょうか。イメージが湧きますか?
少しこれだけだと難しく感じると思うので、具体例を2つ紹介していきます。
認知的不協和理論の具体例とは?
ここでは認知的不協和理論をより簡単に理解してもらうため、2つ具体例を挙げてみます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
認知的不協和理論の具体例1、ダイエット

具体例の1つ目は、ダイエットです。
みなさんはダイエットをしたことがありますか?
やろうやろうと思っていても、なかなか気が進まなかったり、続かなかったりしますよね。
そんなダイエットの時に、認知的不協和がよく起きています。
こちらの例を見てください。
このように
「食べたい」と言う気持ちと、
「食べてはいけない」と言う気持ちが矛盾していますよね。
このように矛盾した考えを同時に抱えた状態を『認知的不調和理論』と言います。
そして人間はこの2つの矛盾を抱えた時に、不快感を覚えます。
その不快感を人間は解消しようとするのです!
新しい認知(ダイエット)=プリンを食べちゃいけない!
古い認知(今まで通りの自分)=プリンが食べたい!
これらが『認知的不調和理論』とそれを解消しようとする心理の仕組みです。
ダイエットができなかったり続かない人の特徴は、
新しい認知を否定して、古い認知を肯定しているのです。
もう1つ具体例を紹介していきます。
認知的不協和理論の具体例2、仕事

仕事でも認知的不協和が起こりえます。
例えばこんな矛盾した考えを持ってしまっている人がいませんか?
- この仕事をやってみたかったらこの会社に入社したんだ、だから仕事は続けたい
- でも意外と大変だし、やり甲斐もあまりないな、辞めたい…
こういった時に
「仕事をやっていたい」と「仕事を辞めたい」と言う気持ちが矛盾していますよね。
これらが仕事の矛盾の解消です。
どうやら認知的不協和の解消法によって、結果の良し悪しが分かれてきそうですね。
そこで皆さんに認知的不協和が起きたときに、どのように解消すれば良いか、そのテクニックをお教えします!
認知的不協和の良い解消法とは?どんなテクニックがある?

認知的不協和を解消する際に、比較的良い結果にするためのテクニックがあります。
それが、
かんたんに説明していきます。
例えばさっき紹介したダイエットで考えてみます。
- うわ、昨日買った限定のプリンだ!食べたいなー
- いや、でもダイエットを決意したばかりだし…食べちゃいけない!
これが2つの矛盾した感情でしたよね。
そこで、この2つの感情通りに動いた時のメリットとデメリットを考えます。
このようにどちらの気持ちに沿ったとしてもメリットとデメリットがありますよね。
そこで、自分の中の優先順位を決めていきます。
例えば、
1位、痩せること 2位、自分の決意を裏切らない 3位、食べ物を粗末にしない
このような順位になるならば、プリンを食べない方が良さそうです。
それとは逆に、
1位、食べ物を粗末にしない 2位、満足感を得る 3位、痩せれる
このような順位であるならば、「プリンを食べていい」そんな判断基準にしてみます。
そうすることで、自分の本当の声を見分けることができるはずです。
それができると自分も幸福になり、良い結果だったのではないかと思えるはずです。
このテクニックは違う状況でも試すことができると思うので、ぜひ実践してみてください!
認知的不協和理論のまとめ
最後にこのページ内を簡単ににまとめていきます。
認知的不協和理論
- 自分の中で矛盾した2つの認知を同時に抱えた状態や、そのときに感じる不快感
通常の認知的不協和の解消のパターン
- 新しい認知を肯定して、古い認知を否定する
- 新しい認知を否定して、古い認知を肯定する
認知的不協和の解消で良い結果を生み出すテクニック
- 古い認知と新しい認知のメリットとデメリットを考える
- そのあとに自分の優先順位に沿って決める
以上が認知的不協和の紹介でした。
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