



そんな自分にだんだん辛くなって、心が病みそう…

完璧主義者は意外に多いです。
完璧を目指すこと自体は悪くないのですが、強く働きすぎると、生活に支障が出てしまう。
だから、少しぐらい心に余裕を持てた方が、豊かなライフスタイルを送れるはず。
なので今回は、
こんな悩みを解決していきます。
目次
完璧主義が辛い人は多い?

まず話しておきたいのは、完璧主義を辛いと思っている人はとても多い。
周囲から見たら何ともなくても、完璧があるがゆえに悩んでいる人は沢山いる。

完璧主義が辛くなる理由は5つあります。
1、挑戦できなくなるから
2、自分自身を見張っているから
3、周囲にも完璧を求めてしまうから
4、効率が悪くなるから
5、ネガティブに捉えてしまうから
1つずつ説明していきます。
1、挑戦できなくなるから
完璧主義であると、挑戦できなくなる。
準備に時間をかけたり、失敗しない方法を試そうとするから。
普通なら、ある程度の準備があれば挑戦できる。
けれど完璧にしたい人は、失敗しないように十分な準備を整えたくなる。
準備だけに時間がかかりすぎて、いつまで経っても挑戦できないままになるのです。
2、自分自身を見張っているから
自分自身を常に見張ってしまう。
つまり、気にしなくても良いことまで気にする。
例えば
こんな感じで、常に自分自身を見張って、自分に対して良し悪しをつける。
普通なら気にしない、小さなことまで判定してしまい、だんだんと疲れてくるのです。
3、周囲にも完璧を求めてしまうから
周囲にも完璧を求めすぎてしまうことがある。
自分に厳しいぶん、周囲に対しても厳しくなる。
自分は自分、他人は他人と分けられないのです。
周囲の言動にも目がいってしまうと、人間関係のトラブルになりかねませんし、心もより辛くなるはず。
4、効率が悪くなるから
効率も悪くなってしまう。
70%、80%ぐらい仕上げれば良い作業でも、100%を目指してしまう。
大切なものなら、100%を目指した方が良いですが、世の中それだけではありませんよね。
手を抜いた方が効率的なモノも沢山ある。
完璧主義者は、手を抜けないことが多いので辛くなるのです。
5、ネガティブに捉えてしまうから
ネガティブに捉えてしまうことも多いです。
例えば、テストで90点を取ったとする。
テストで90点取ることは凄いことなので、嬉しく感じて満足します。
しかし、完璧を求めてしまうと、間違った10点分の方に目がいってしまう。
つまり、ネガティブな方向を気にしがち。
日頃からネガティブが蓄積すると、だんだん辛くなるのも無理はない。
完璧主義者の4つの原因とは?


自分に当てはまるものがあるかを確認してみてね。
1、過去の経験
過去の経験が大きな影響を与えていることが多い。
例えば
過去の経験は人格形成に強く働きかける。
だから、上記の例のような体験をしていると、この体験で感じたことが普通になる。
すると、完璧を求める自分が習慣化し、抜け出せなくなるのです。
2、承認欲求が強い
承認欲求が強い場合も多い。
例えば
70%、80%よりは、100%のモノの方が周囲からの評価が高いですよね。
だから、完璧に近いものを目指すことで、承認欲求を満たそうとするのです。
3、理想への欲が強い
理想への欲が強いのも1つの原因。
多くの人は、理想を持っていても現実にするのは難しいので、理想を諦めることが多い。
だけど完璧主義者は、理想への欲を捨てずに強く求める。
理想を求めること自体は悪い行為ではありません。
しかし、周囲の人に理想を突きつけたり、理想の環境を求めすぎるのは無理があります。
理想を求めすぎるのを、青い鳥症候群というので、この記事もチェックしてみてください。
4、真面目・責任感が強い性格
真面目であったり、責任感が強い性格も原因の1つ。
真面目であると、ついつい100%を目指して、自分に妥協が出来なくなる。
責任感が強いと、損切りしたり手抜きが出来ない。
元々の性格によって完璧を求めてしまうというパターンも多いのです。
完璧主義をやめる3つの方法!

完璧主義をやめる方法を紹介していきます。
方法は3つ。
1:完璧よりも完了を目指す
2:無意味な時間を増やす
3:思いやりを持ち感謝する
1、完璧よりも完了を目指す
1つ目の方法は、完璧よりも完了を目指すこと。
どんなことでも完璧を求めすぎると、始まらないし終わらない。
だから、時間や量を基準として完了を目指す。
例えば
完璧である必要はなく、決めた時間だけやったり、最後まで終わるように意識する。
完了を目標にすることで、完璧すぎるのを防げるはず。

80点で良いの?と感じる人もいると思います。
これは、時と場合によります。
重要で100%を目指すべきものは、100%を目指した方が良いかもしれない。
反対に大抵のことは80%ぐらいの出来で良く、完了するのに意味がある事が多い。
だから、自分の状況によって使い分けてみてください。
2、無意味な時間を増やす
2つ目の方法は、無意味な時間を増やすこと。
完璧主義は、ある意味心に余裕がない状態。
なぜなら、完璧である必要はないのに、色々と求めすぎるから。
そこで、無意味な時間を増やしてみる。
何でもない無意味な時間を怖く感じる人もいるはず。
けれど、普段から完璧を求めすぎる人にとっては、無意味な時間は新鮮なもので、心に余裕を持たせる機会を与えてくれる。
「求めすぎる必要はない」
「完璧でなくて大丈夫だ」
だんだん、こんな考えをするようになるはず。
心の余裕ができて、少しだけ手抜きをする大切さが分かるようになります。
3、思いやりを持ち感謝する
最後の方法は、思いやりを持ち感謝をすること。
完璧になるのは非常に難しく、容易になれるわけではない。
完璧でない自分や、他人、環境などは、決して努力を怠っているわけではありません。
だから、不完全な自分、他人、環境などに思いやりを持って受け入れてあげましょう。
同時に「いつもありがとう」と感謝を持ちます。

これが出来ると、完璧でないものも認められて、好きになっていくでしょう。

今日からでも3つの治し方を試してみる!

お疲れ様、最後まで読んでくれてありがとうございます!