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今回は『オノマトペ』について紹介していきます。
オノマトペとは、擬音語などのことを意味します。
皆さんも普段から、無意識に使っているもの。
例えば
「猫がニャーって鳴く」
「犬がワンって吠える」
こんな風にオノマトペを使って表現する事があると思う。
実はオノマトペには様々な効果があって、うまく使えれば色んな良い影響を与えられるのです!
今回はオノマトペの意味から、使う上での注意点まで分かりやすく紹介していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
オノマトペとは?どんな意味?

オノマトペとは
ある物事の状態や動きなどを、音を使って表現したもの



これらを参考にしてみてください。
実は、日本語はオノマトペに恵まれている言語。
フランス語が約600語ほどで、英語は1000語ほど、それに比べて日本語は約5000語ほどのオノマトペがあります!

ですから、日常からオノマトペは非常に取り入れやすいものになっています。
オノマトペにはどんな効果がある?
オノマトペは日常でぜひ沢山取り入れて欲しいものです。
オノマトペの2つの効果!
- 分かりやすくなる
- 体の変化が生まれる
順番に説明していきます。
1、分かりやすくなる

オノマトペを使えば、とにかく分かりやすくなる。
皆さんも「相手にうまく伝えられない…」と悩んだ経験がありますよね。
オノマトペは、コミニケーションをする上で、分かりやすく表現してくれる。
分かりやすくなる理由はこの3つ!
1、感情が入り込む
こちらを見てください。
この2つだったら、オノマトペが入った方が、話し手の感情が見えてきませんか?
「相当、派手に転んだんだろうな〜」と聞いている側は感じるはずです。
また話し手も、オノマトペの部分は感情を込めやすいので、表現が豊かになるのです。
2、微妙なニュアンスを伝えられる
微妙な違いがある「体の痛み具合」などにも、オノマトペは効果を発揮してくれます。
例えば
体の痛さって色々あるから、同じ痛いでもとらえ方が全然変わってしまう。
お医者さんに伝えるときにも、できるだけ細かく表現できた方が、お医者さんが処理をしやすい。
その微妙なニュアンスを、オノマトペは表現できるのです!
3、情景が浮かびやすい
オノマトペは相手がイメージすることの助けもしてくれる。
例えば
この2つだったら、カキーンという言葉があった方が、イメージが湧いてくる。
他には
ドスドスという音がなかったとしても、怒っていることが分かる。
だけど、ドスドスと付け加えると、怒って歩いてくる情景が浮かびやすい。
こんな感じに、オノマトペは情景を鮮明にしてくれるのです!
2、体の変化が生まれる

オノマトペを使うと、体の変化が生まれます。
体への変化を挙げていきます。
1、パワーが上がる
「おっしゃー」「ダー」「ヤー」
これらの言葉をスポーツの試合中などにも良く聞きますよね。
オノマトペを叫ぶことで、パワーが出やすくなります。
2、スピードが上がる
「シュッ」「サッ」「ピュッ」
ボクサーなどは、よく「シュッ」と言うはずです。
呼吸のために言ってる部分もありますが、実はスピードを上げる効果もあるのです。
3、リズムが取りやすくなる
「タン、タン、タタタン、タタン、タタン」
ダンスなどで体を動かすときには、オノマトペを口ずさむことが多いはず。
リズムを口で表現することで、リズが取りやすくなり、体も合わせて動きやすくなる。
4、緊張をほぐす
「ヤー」「シャー」「スーハー」
大きな声で「ヤー」「シャー」などと言うと、パワーが出やすくなり、緊張もほぐれる。
また、「スーハー」と呼吸の音を出すことで、リラックスする効果もあります。
こんな感じにオノマトペには色んな効果があります!
すごい人が利用するオノマトペの具体例!
オノマトペを意識している人は沢山います。
今回はアップルの創業者「スティーブ・ジョブス」と、お笑い芸人の「宮川大輔」を例に紹介していきます。
スティーブ・ジョブス:注目を集めるプレゼンテーション

ビジネスマンにとって大事なのが、プレゼンテーション。
そんなプレゼンテーションの中で、スティーブ・ジョブズはオノマトペを使っていました。
彼は商品を紹介している際に、「ブン!」という言葉を何回も口に出していた。
例えば、iPhoneの画面をスライドさせる場面や、Macの新機能を発表するタイミング。
「別にブン!って言わなくても良くない?」と思うかもしれません。
しかし、ジョブズはオノマトペの力を知っていたので、積極的に取り入れた。
すると、聴衆の注目を集められて、商品の機能のイメージを与えることもできたのです。

宮川大輔:面白い音で人を笑わせる

お笑い芸人の宮川大輔も、オノマトペの達人だと分かります。
彼は、話の中でオノマトペを入れ込み、大きな笑いをとっています。
そんな彼の凄いところは、オノマトペの使い方。
普通の感覚とは違った、けれども親しみのある表現をしています。
下記にいくつかまとめてみました。
どうでしょうか(笑)
普通なら思いつかない音ばかりですよね。
しかし、感情が入り込んでいて、情景も浮かび上がってくるはず。
ですから、イメージすることができて、かつ私たちの感覚ともうまく合うので、つい笑ってしまうのです。

オノマトペを取り入れる上での注意点!

今まで紹介してきたように、オノマトペを利用することで、色んな効果を期待できる。
でも、2つ注意点があるので、説明していきます。
1、乱用しない
文章の中で使いすぎたり、会話の中でも入れすぎるのは避けてください。
例えば
- 友達にカッとなって、イライラしながら家に帰ってたら、急にザーザーと雨も降ってきて、耐え切れないぐらいムカムカした
こんな感じで入れすぎると、文章が読みにくいですし、状況も分かりづらくなる。
オノマトペは、適量使うことで言葉や文章の味わいを出せます。
ですから、使いすぎないように気をつけてくださいね。
2、伝わりにくい表現を避ける
フォーマルな場で使うときや、初対面の人に対して伝えるときには、できるだけ伝わりやすい表現を選ぶようにしましょう。
伝わらない場合に、
こんな感じに見られる可能性があるから。
だけど「なんとしてもユーモアを持たせたい!」と思うなら、思い切って使ってみるのもあり。
うまくいけば、緊張感をほぐしたり、和ませたりもできる。
「結局どっちなの?」と言われそうですが、時と場合によります。
自信がないなら、分かりにくい表現を避けた方が良さそう。
なので、自分なりに調整しながら試してみてください!
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お疲れ様、最後まで読んでくれてありがとうございます!