【防衛機制】とは?嫌な事ばかりの人生から心を守ってくれる働き!

 

どんま
こんにちは!どんまです。

今回は心理学用語の『防衛機制』について紹介していくよ!

 

私たちは、生きていく上で色んなことを経験したり感じますよね。

人生では楽しいときや、ポジティブになれる瞬間はたくさんあります。

 

ですが、それと同じかそれ以上に、ネガティブなことも経験したり感じます。

例えば、嫌なこと、辛いこと、受け入れたくないこと、ストレス、不安・心配などです。

 

ネガティブなものを全部正面から受け止めてしまうと、私たちの心はボロボロになります。

それを防ぐために、私たちには『防衛機制』という心理的メカニズムが備わっているのです。

 

こんな人にオススメの記事!

  • 防衛機制について知りたい人
  • 心の仕組みを知りたい人

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

防衛機制とは?その意味は?

 

 

防衛機制とは

心を守るための心理的な仕組みのこと

 

どんま

この機能は誰もが持っているもので、意識的・無意識どちらでも働きかけるよ。

 

先ほども言いましたが、私たちは日々多くの嫌な現実と対面しなければいけません。

その現実から心を守るためにも、防衛機能は必要不可欠なのです。

 

防衛機制を発見した人は?

 

 

防衛機制を最初に発見したのは「ジークムント・フロイト氏」です。

彼は精神分析の創設者で、ぜひ覚えてもらいたい心理学者の1人です。

 

ジークムント・フロイトは、防衛機制を研究しました。

その後、ジークムント・フロイトの娘である「アンナ・フロイト氏」が研究を受け継ぎ、より発展させて体系化させました。

 

アンナ・フロイトは防衛機制についての本なども出版し、世間にも広く認知されていったのです。

防衛機制の種類をざっと紹介!

 

 

14種類の防衛機制について、具体例を含めて紹介していきます。

それでは、順番に見ていきましょう!

 

1、昇華

 

昇華とは、社会に認められない欲求やストレスを、社会に認められることの実現で発散することです。

 

例えば

  • 誰かへの怒りを、スポーツに打ち込むことで発散する
  • 怪我で運動が出来なくなったら、そのぶん勉強を頑張ってみる

 

一言:他の物事に取り組むのは、良い心の守り方に思えます。

 

2、抑圧

 

抑圧とは、嫌な感情や記憶を、意識から追い出して無意識のエリアに入れることです。

 

例えば

  • 恋人に振られた現実を忘れようとする
  • 試験への緊張を意識しないようにする

 

一言:意識から追い出すのは、自分で意識的にやるには難しい行為に感じます。

 

3、合理化

 

合理化とは、嫌な出来事や感情によって欲求が満たされないとき、何か他の物事の責任にする行為。

 

もう少し簡単に表すと「言い訳」です。

 

例えば

  • 学校でふざけて怒られたら、友達のせいにする
  • スポーツで良いプレーができないと、グランドや道具のせいにする

 

一言:合理化を繰り返してしまうと、周囲とのトラブルを招きそうですね。

 

4、代償(置き換え)

 

代償とは、ある人や物への欲求や感情を、別の人や物に対して置き換えること。

 

例えば

  • 友達への怒りがあるときに、関係のない家族に強く当たる
  • 家族に愛されなかったので、恋人に愛してくれるように強く要求する

 

一言:人を傷つけることにもなるので、あまり良い方法には思えません。

 

5、知性化

 

知性化とは、知的な言葉や考えで、自分の感情や欲求から心を守ること。

 

例えば

  • 嫌な言葉を言われたときに、相手がそうした理由や動機を考える
  • 親に怒られたとき、親の自分に対する要求を分析する

 

一言:感情に支配されるのでなく、考えるという行為は良いように感じます。

 

6、退行

 

退行とは、自分にとって良くない状況になったとき、今よりも未熟な段階の行動をすること。

 

例えば

  • 親に欲しいものを買ってもらえなくて、駄々をこねる
  • ある子供に妹や弟ができてかまってくれないと、その子供が親の気を引こうと、出来ない振りをする

 

一言:子供時代ならしょうがないですが、大人がやってしまうと迷惑ですよね。

 

7、逃避

 

逃避とは、嫌だったり困難な現実から目をそらすこと。

 

例えば

  • 試験の前日に部屋の掃除をしてしまう
  • 家庭内問題に向き合いたくないから、お酒を飲んで酔う

 

一言:逃避により、アルコール中毒やギャンブル依存症にならないように注意が必要です。

 

8、同一化(取り入れ)

 

同一化とは、自分の尊敬する人や理想の人の言動を真似して欲求を満たす行為。

 

例えば

  • 理想の有名人と同じ服を着る
  • 会話のとき、尊敬する人の喋り方を意識する

 

一言:よく見る光景ですが、人の真似ばかりしていたら、周囲からの目線も気になるところです。

 

9、投影

 

投影とは、自分の中の認めたくない考えや感情を、相手が持っていると思うこと。

 

例えば

  • 浮気ぽい自分を認めないために、相手の浮気を心配する
  • 人を嫌う自分が嫌だから、相手が自分を嫌っていると思う

 

一言:自分では気づきにくいですが、こういった行為をしてしまう人は多いです。

 

10、反動形成

 

反動形成とは、抑圧されている感情や考えと真反対の(本心でない)ことをすること。

 

例えば

  • 好きな相手に、意地悪したり素っ気なくする
  • 嫌いな相手に優しく接する

 

一言:本心ばかり出すと色々と問題が起きそうですから、時と場合によって反動形成は大切なことですよね。

 

11、補償

 

補償とは、自分の中にある劣等感を他のもので補うこと。

 

例えば

  • スポーツが苦手だから、勉強を頑張る
  • 学歴がないから、お金を沢山稼げるように目指す

 

一言:劣等感は大きなパワーを生み出すこともあるので、補償はやる気を出すためにも、大切なものに感じます。

 

12、否認

 

否認とは、嫌な事実や状況を認めないようにすること。

 

例えば

  • テストが悪くても、やれば出来ると思い込む
  • 太っているのに、健康的であると考える

 

一言:否認したくなる気持ちは分かりますが、ちゃんと受け入れることが改善に繋がります。

 

12、歪曲

 

歪曲とは、現実を自分の都合の良いように歪めて認識すること。

 

例えば

  • 相手が嫌がっているのに、恥ずかしがっているだけと解釈する
  • 少し優しくされただけで、自分に気があると思う

 

一言:行き過ぎた勘違いは、周囲から引かれることもあります。

 

14、打ち消し

 

打ち消しとは、自分の良くない言動を打ち消すように真反対の態度をすること。

 

例えば

  • 相手に対して怒った後に、急に優しくし始める
  • 今まで嫌がらせしてきた相手が、親切に接してくる

 

一言:今までの出来事は無かったようにする、自分勝手な行動に思えます。

防衛機制は悪いものではない!

 

 

ここまで様々な防衛機制について紹介してきました。

防衛機制は、周囲の人から良く思われない種類のものもありましたが、私たちの心を守るためにも、行きていく上では必要な行為です。

 

しかし、過度に働き周囲の人が良く思わない行為をし続けるのは、トラブルを招く原因となります。

ですから、防衛機制による無意識の状態で、自分の行動を支配されないように注意が必要です。

 

そのためにも意識的に、周囲に対する良くない防衛機制を制限するようにしましょう!

 

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どんま
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最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

 

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