
いきなりですが、皆さんはこんな悩みがありませんか?
「新しいこと始めたいけど時間がない!」
「効率的にスキルを身に付ける方法が分からない!」
学びたいことが、次から次へと思い浮かぶ。
でも、それらをやる時間はないといった状況の人は多いのではないでしょうか?
そんな人たちに知ってもらいたいのが『20時間の法則』です!
こんな人にオススメの記事
- 20時間の法則について知りたい人
- 何か新しいスキルを身に付けたい人
- 時間を効率的に使いたい人
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
20時間の法則とは?その意味は?

20時間の法則とは
練習を20時間やれば、ちょっとしたスキルなら身につくという法則
20時間の法則は、TEDで「ジョシュカウフマン氏」が講演したことにより、有名なものとなりました。
彼は、忙しく時間のない中、どうやって新しいスキルを身につければ良いのかを考えていました。
そんな時に編み出したものが、20時間の練習をするというものです。
なぜ20時間なのかは、こちらを見ると分かります。

私たちは学習(練習)した分だけ、スキルが上がるわけではありません。
最初はスキルが大きく上がりますが、少し経つとスキルが向上しにくくなるのです。
その向上が止まりやすくなる前が、20時間になります。
ですから、この方法を使うことで、効率よくスキルを身に付けられるのです。
1万時間の法則との違いは?

1万時間の法則というものを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
これは、ある分野を極めたり成功したかったら、1万時間の練習が必要だという法則です。
20時間の法則と1万時間の法則、自分がどうしたいかで使い分けることが大切です。
例えば、
20時間の法則:ある分野で、そこそこの知識や技術が欲しい人向け
1万時間の法則:ある分野を極めたり、成功したい人向け
20時間の法則:ある分野に、時間をかけたくない人向け
1万時間の法則:ある分野に、たくさん時間をかけても良い人向け
こんな感じで、2つの法則には違いがあります。
ですから、自分の状況によって使い分けするのが良いでしょう!
20時間の法則を活用する4つのステップ!

20時間の法則はただ練習すれば良いわけではなく、最大限に効果を引き出すために4つのステップが用意されています。
順番に解説していきます。
1、技術・スキルを細かく分解する
ステップ1は、技術・スキルを細かく分解する。
何か学びたいものがあったとしたら、それをより細かく具体的にします。
ある技術は、複数の技術が組み合ってできています。
ですから、細かく分解できると、一番大事な部分から練習することが可能になるのです。
反対に、大雑把に分解してしまうと、学びたいことが分かりづらいですし、時間が足りなくなる可能性もあります。
2、自己修正できるだけ学ぶ
ステップ2は、自己修正できるだけ学ぶです。
参考となる教材をいくつか用意し、それらを活用しながら学んでいきます。
その際に、学ぶのを先延ばしになるような行為をしてはいけません。
例えば「この参考書を読み終わったら、実際に始めてみる」といった行為です。
これだと、インプットを一通り終えた後、ようやくアウトプットに取り掛かれるので、効率が悪くなってしまいます。
ですから、参考書でインプットしながら、同時に実践してみて沢山アウトプットし、間違ったところは自己修正していきましょう!
3、練習の妨げになるものを取り除く
スティプ3は、練習の妨げになるものを取り除きます。
テレビ、SNS、友達からの誘いなど、練習の妨げになってしまうものは沢山あります。
それらに気を取られてしまうと、集中力が落ちたり練習時間が短くなり、効率が悪くなります。
ですから、練習時間を確保できたのなら、ぜひ集中しやすい環境でやるように心がけましょう!
4、少なくとも20時間の練習を心がける
スティプ4は、少なくとも20時間の練習を心がけましょう。
どんな物事でも、始めは上手にできないことが多いです。
それが原因で、イライラしたりつまらなく感じて、やめたくなりがちです。
でも、正しく練習できれば、確実にスキルアップできます。
上手にできるようになれば、より興味が湧いたり、楽しく感じることもあります。
ですから、1日少しの時間でも良いので、トータルして20時間以上の練習をしましょう!
実際に4つのステップに当てはめてみよう!

4つのステップを活用した例を、1つ紹介していきます。
今回は「英語の勉強」を取り上げていきます。
ステップ1
- 簡単な英会話ができるようになる
ステップ2
- 英会話のフレーズが書かれた参考書
- 簡単な英会話を教えてくれるYoutubeチャンネル
- 英語圏の人と無料で会話できるサイト
ステップ3
- 勉強中は、机の上に必要な教材以外出さない
ステップ4
- 毎日40分×30日やることにする(20時間)
こんな感じで、新しく学びたいことを始めていきます。
例のように学んでいければ、1ヶ月に1つ新しいことに挑戦することもできます。
ぜひ皆さんも、このページを参考にし、新しいことを始めてみてください!
メリットとデメリット!

20時間の法則を活用しようか迷っている人に、簡単にメリットとデメリットを挙げてみます。
メリット
- 短い期間なので続きやすい
- その分野が好きだったり極めたかったら、そのまま続けられる
- 時間を有効的に使える
- 最初の部分なのでスキルアップしやすい
デメリット
- 20時間ではその分野を極められない
- 正しいやり方で集中しないと、効果が見られづらい
- 教材の費用がかかる
- 時間を確保する必要がある
これらを参考にして、活用するかどうか考えてみてくださいね。
もっと具体的に知りたい方は、本を読んでみるのも良いかもしれません。
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最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
今回は『20時間の法則』について紹介していきます。