
いきなりですが、こんな経験をしたことがありますか?
「関わったばかりなのに、私のことよく分かってる!」
「初対面なのに、僕の好きなものが当たっている!」
出会ってから間もないのに、相手が自分の状況や性格、好き嫌いなどを分かっているのです。
すると、相手と気が合うと感じたり、自分のことを理解してくれていると思い、相手に信頼・好感を寄せがちです。
もしこういう現象が起こったのなら、相手は『ホットリーディング』を活用しているのかもしれません。
こんな人にオススメの記事!
- ホットリーディングについて知りたい人
- 相手の信頼・好感を得たい人
それでは、さっそく見ていきましょう!
ホットリーディングとは?その意味は?

ホットリーディングとは
事前に得た情報を利用して、相手から信頼・好感を寄せてもらうテクニック


そうなんだよ。
情報を事前に集めているから、その人をことを知っているのは当たり前なんだ。
しかし私たちは、自分の情報を事前に集められているとは思いません。
なので、その人が自分のことをよく理解してくれていると勘違いし、信頼・好感を寄せてしまうのです。
占い師は事前に調べている?

占い師の中でも、実際にインチキ占い師は存在します。
インチキ占い師は様々な心理テクニックを使いますが、その中の1つがホットリーディングです。
訪問してきたお客さんに、まず雇っている協力者と一緒に待ってもらいように言い、その協力者が事前に占ってもらう人の個人情報を集めます。
また予約制の占いなどでは、実際に占ってもらうまで多くの時間があるので、様々な方法を使って事前に情報を集めておくのです。
そうやって集めた情報を、実際に占っているタイミングで使います。
お客さんは情報を集められていることを知らないので、あたかも特殊な能力によって知らないはずの事を当てられていように感じます。
そうすると、占い師に対して信頼を寄せてしまうのです。
ホットリーディングのやり方は?

ホットリーディングは、ビジネスや恋愛など様々な場面で使うことができます。
それらのシチュエーションで上手に活用できれば、信頼や好感を持ってもらいやすくなります。
そこで、相手の情報を手に入れる方法は色々とあります。
- SNSを利用する
- 相手の知り合いから聞く
- グーグルで調べる
インターネットが普及していない時代と比べると、相手の情報を調べやすくなっているはずです。
SNSも多くの人が使っていますし、人によっては様々な情報を投稿しています。
ですから、相手の情報を簡単にたくさん集められるので、後はそれらを会話の中で上手く使ってあげれば大丈夫です。

くれぐれも、法に触れるようなやり方で情報を集めるのだけはやめてくださいね。
ホットリーディングに注意しよう!

ホットリーディングは2つの視点で注意する必要があります。
活用するときと、活用されるときです。
順番に説明していきます。
活用するときの注意!
ホットリーディングを活用するときには、やり過ぎないように注意しましょう。
例えば、初対面なのに相手のことが色々と分かったら不自然に思いますし、気持ち悪いです。
ですから、相手のことが分かったのは偶然だという素振りをしましょう。
初対面で無いにせよ、あまり使いすぎるのはお勧めできません。
やはり相手からしたら、知られ過ぎているのはとても奇妙です。
ですから、適度な回数でこの心理テクニックを使うように心がけてください!
活用されるときの注意!
相手からホットリーディングを使いながら会話されたとき、すぐに相手に信頼・好意を寄せないように注意しましょう。
信頼できる人なら特に意識する必要はありませんが、世の中では、ビジネスのためや偽の人間関係を作りたいだけの人もいます。
そう言った人対して、単純に自分を理解してくれているからと、信頼・好意を寄せるのは危険です。
なので相手に対して
「本当に理解してくれているのか?」
「どこでこの情報を知ったんだろう?」
と少し疑ってみるのも大事です。

ですから、ホットリーディングに騙されないようにしましょう!
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最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
今回は心理学用語の『ホットリーディング』について紹介していきます。