【生存者バイアス】成功者たちの意見ばかり聞いていたら危険!

 

どんま
こんにちは!どんまです。

今回は心理学用語の『生存者バイアス』について紹介していきます!

 

いきなりですが、世の中のどんな分野にも、成功した人と失敗してしまった人がいますよね。

 

「自分も成功したい!」

「成功するやり方を知りたい!」

 

こう思ったときに、過去に同じ分野で成功した人を模倣したり、参考したりするのではないでしょうか?

その方法自体が悪いわけではありませんが、油断すると大きな勘違いをしてしまう恐れがあります。

 

その勘違いこそが『生存者バイアス』です!

 

こんな人にオススメの記事

  • 生存者バイアスについて知りたい人
  • 人間の持つ勘違いを知りたい人

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

生存者バイアスとは?その意味は?

 

 

生存者バイアスとは

生き残ったもののデータや経験にばかりフォーカスしてしまい、考えに偏りができてしまうこと

 

世界中では、様々な成功者の情報が溢れかえっていますよね。

「〇〇したら成功した!」

「成功したいなら〇〇しろ!」

 

やはり、人間は失敗したくないので、成功した人の声に耳を傾けがちです。

しかし、本当にそれだけで良いのでしょうか?

 

例えば、受験の場面を見てみましょう!

  • 「毎日〇〇時間勉強したら、東大に受かった!」
  • 「〇〇大学に合格したいなら、この一冊を繰り返せ!」

 

こういった言葉を見て、真似しようと思う受験生は出てきます。

しかし、これはあくまでも一部の成功者のデータや経験です。

 

これを実践して失敗した人はたくさんいますし、成功者がこれだけやっていたとも限りません。

 

なので、受験に失敗した人のデータや経験も大事になるのです!

 

データや経験の偏りで起こった勘違い!

 

 

ここでは、より詳しく3つの例を挙げていきます!

順番に見ていきましょう!

 

例1、墜落した飛行機

 

第二次世界大戦中の出来事です。

敵軍の射撃によって自分たちの飛行機を墜落されないように、ある方法をとりました。

 

方法:無事に帰還できた飛行機の装甲のうち、射撃された部分が多いところを強化した。

 

馬蜂くん
たくさん撃たれる箇所を強化するのは良い判断じゃないかな?
どんま
いや、そうとも限らないんだ。

その考えは生存者バイアスに陥ってるよ。

 

生還できている飛行機は、急所への攻撃を回避できたからこそ生還できたのです。

 

つまり本当に調べるべきなのは、

墜落してしまった飛行機が、たくさん射撃された部分なのです!

 

そして、その部分を強化することで、墜落しにくい飛行機ができるのです。

 

例2、落下した猫

 

ある研究で、こんなことが発表されました。

  • 6階以下から転落した猫は、6階以上から転落した猫よりも怪我が大きい

 

この理由は「5階分の高さで落下するスピードに変化が起きる」からでした。

 

馬蜂くん
へ〜そうなんだ。面白い研究だね!
どんま
それが、よくよく考えるとある点を見落としていたんだ。

 

実は、このような研究結果になったのは、単純なデータ不足でした。

つまり、落下して死亡した猫のデータが入っていなかったのです。

 

6階以上から落ちて死亡した猫は多く、それらの猫が病院に連れて行かれる可能性が低かったのです!

ですから、病院に行かなかった猫のデータを見落とし、誤った結果になってしまいました。

 

例3、世界の成功者たち

 

よく大学中退者で成功している人の名前を聞きます。

 

例えばこんな人たちです。

  • スティーブ・ジョブズ
  • イーロンマスク
  • ビルゲイツ
  • 堀江貴文
  • タモリ

 

この他にも、大学中退者で成功している人はたくさんいます。

 

しかしこのデータだけ見て、

「大学を中退しても大丈夫だな!」

「学位なんて必要ないんだ!」

 

と思ってしまうのは危険です。

 

彼らは、大学に行く以上に価値のある行動を優先して、目まぐるしい努力をしたからこそ成功できたのです。

だから、なんのプランもなく大学を辞めることは意味ないです。

 

また、大学を卒業して成功する可能性は十分にありますし、大学中退で失敗してる人も沢山います。

ですから、偏った見方で人生の選択を判断するのは、とても危険な行為です。

成功者の意見が悪いわけではない!

 

 

ここまで、生存者バイアスについて紹介していきましたが、1つ勘違いしないで欲しいことがあります。

 

それは、決して成功者たちの意見が悪いというわけではないことです。

 

少なくとも、成功者たちの方法で成功している人は沢山います。

ですが、それに固執しすぎたり、データ不足になってしまうのが良くないのです。

 

なので、ぜひ失敗してしまった人たちの意見も同時に取り入れてみてください。

 

「人は成功よりも、失敗から学ぶことが多い」と言うように、失敗したデータは非常に貴重なものです。

ですから、成功者と失敗した人、どちらの意見も聞くとより良いでしょう!

 

生存者バイアスを対策するために!

 

 

1つの物事を違う視点で見ることが、生存者バイアスの対策になります。

 

そのためにも、情報を複数集めるようにしましょう!

 

1つの情報だけではデータや経験が偏り、それが原因で考えも偏りがちです。

 

なので1つの物事に対して、

反対意見」や「異なる意見」も一緒に集めましょう。

 

できたら、様々な情報を集めて知った上で、もう一度よく考えてみるのが良いです。

 

人間なので、誰でも考えが間違ったり偏ることがあり、それは悪いことではありません。

大事なのは、積極的に情報を集めたり経験した上で自分でよく考えることです。

 

すごく大変なことですが、ぜひ皆さんも意識してやってみてください!

関連する用語

 

関連する用語を集めてみました。

記事のリンクも一緒に貼っておくので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

後知恵バイアス

結果が分かった後に、その結果が予測可能であったと思うこと

【後知恵バイアス】とは?「やっぱり、そう思ったわ」という人には注意!

 

自己奉仕バイアス

成功した理由は自分によるものとし、失敗の理由は自分以外の外部のものだと思うこと

【自己奉仕バイアス】とは?謙虚ではない成功と失敗への考え方!

 

内集団バイアス

自分の所属している内集団に対して好意を持って高い評価をし、自分たちの方が優れていると思い込むこと

【内集団バイアス】とは?自分たちは凄いと思ってしまう現象!

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

 

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