
「会議でなかなかアイデアがでない!」
「誰も自分の意見を出してくれない!」
複数人で何かを決めるとき、誰もアイデアや意見を出してくれないことがありますよね。
そういった場合には『マクドナルド理論』を使う事をオススメします!
こんな人にオススメの記事!
- マクドナルド理論について知りたい人
- 相手の意見やアイデアを引き出したい人
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
マクドナルド理論とは?その意味は?

マクドナルド理論とは
物事を決める際にまず最低のアイデアや意見を出す事で、それを実行する事を避けるために、人々が良いアイデアを出そうする現象
マクドナルド理論は、昼食を決める時の行動に由来しています。
下の会話を見てください。
こんな感じで、最低の意見(マクドナルド?)を出す事で、それは避けようと、違うアイデア・意見を出してくれるようになるんです。
マクドナルドに失礼な気もしますが(笑)
マクドナルドの関係者、マクドナルドを愛する方々ごめんなさい。
とにかく、その場にいる人たちが思う最低の意見を出すことがポイントです。
マクドナルド理論が働く理由!

マクドナルド理論が働くのには、2つの理由があるからです。
順番に解説していきます。
1、安心感を得られる
1つ目の理由は、安心感を得られる点です。
アイデア・意見を最初に出す際には、どうしても緊張してしまいますよね。
「反対されたらどうしよう…」
「良くないと思われたらどうしよう‥」
なかなか意見を言いづらったり、アイデアを出す勇気を持つことができなくなります。
そこで、ある1人が最低な意見を出すとどうなるでしょう?
「この人よりは、いい意見がある!」
「よかった〜自分のアイデアはまともだ!」
最低なアイデアを聞くことで、自分のアイデアが良いものに感じ、みんなに言いやすくなるのです。
2、損をするのが嫌だ
2つ目の理由は、人は損をするの嫌うからです。

例えば、めちゃくちゃ天気が悪い休日に遊ぶ場所を決めるとします。
この2つの意見が出された時にどちらを選びますか?
海に行っても泳げないし、天気も悪いので景色も良くない。
それだったら、家の中で遊ぶことを選びますよね。
海に行くための時間や交通費のお金、大切な休日を損するぐらいだったら、家の中でもいいやってなるはずです。
このように人は損をするのが嫌で回避したいと思うので、実行に移すまいとアイデア・意見を出すようになるのです。
マクドナルド理論の注意点!

まず最初に最低な意見を出すことで、周囲が良い意見を出しはじめますよね。
そんなマクドナルド理論を使うにあたって、2つの注意点があります。
注意点1、実行可能な範囲の最低意見
最低な意見は、実行可能なものを言ってください。
悪い意見を言ったところで、実行可能なものでなければ、周囲の人は実行を避けようと新しい意見を言おうと思いません。
それどころか、変な目で見られる可能性もあります。
ですから、実現可能な範囲で意見を出してみてください。
注意点2、使いすぎない
マクドナルド理論を使いすぎるのも良くないです。
何かを企んでいるのかと疑われます。
そして最低な意見ばかり出していると、能力や人間性まで悪くみられるので、適度な回数で使うようにしましょう。
マクドナルド理論のまとめ
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
今回は『マクドナルド理論』を紹介していきます。