【メンタルアカウンティング】とは?心理学で分かるお金との上手な付き合い方!

 

どんま
こんにちは!どんまです。

今回は心理学用語の『メンタルアカウンティング』について紹介していきます。

 

いきなりですが、皆さんはこんな悩みを持っていませんか?

 

「お金がたまらない!」

「ついついお金を使いすぎちゃう!」

「節約の仕方が分からない!」

 

生きていく上で、お金との関わり方はとても大事ですよね。

ところが、意外に私たちはお金を合理的に使う事ができていないのです。

 

その理由は『メンタルアカウンティング』を知ることで分かります!

 

こんな人にオススメの記事!

  • メンタルアカウンティングについて知りたい人
  • お金と上手に付き合いたい人
  • 節約や貯金をしたい人

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

メンタルアカウンティングとは?その意味は?

 

 

メンタルアカウンティングとは

お金に関しての意思決定をする時に、狭い視点で判断をし合理的でなくなってしまう現象

 

どんま
アメリカの行動経済学者である「リチャード・セイラー氏」によって提唱された理論だよ!

 

彼の提唱を簡単に表すと、こんな感じです。

「人は心の中にいくつかの会計基準を持っていて、その影響を受けるため合理的な判断ができない」

 

例を挙げてみると、

  • 一生懸命、働いて稼いだ100万円
  • 宝くじで偶然当たった100万円

 

みなさんは、どちらの方が価値があると思いますか?

 

鳥亀ちゃん
うーん、働いて稼いだ方が価値がありそうだけど。
どんま
確かにそう見えるけど、実際には価値は同じなんだよ。

 

お金の価値的にはどちらも100万円と同じですよね。

しかし、私たちの心の中には、会計基準があります。

すると心の中の会計基準に従って、どんなお金が重要なのかを無意識に分けてしまっているのです。

 

どんま
だからメンタルアカウンティングは、『心の会計』とも呼ばれているよ。

 

次にメンタルアカウンティングが証明される実験を紹介していきます。

 

映画チケットの実験!

 

 

実験は、2つのシチュエーションを用意して参加者たちに答えを聞いたものです。

皆さんも、ぜひ一緒に考えてみてください。

 

シチュエーション1

あなたは、事前に買っておいた2000円の映画のチケットを持っています。

当日、映画館に着き財布の中を見てみると、映画のチケットはありません。

どこかで、落としてしまったようです。

 

Q:あなたは、2000円で映画のチケットもう一枚買って、映画を見ますか?

 

シチュエーション2

あなたは、映画館に来ました。

映画のチケットはまだ持っていないので、2000円でチケットを買おうと思っています。

しかし財布の中を見てみると、2000円をどこかで無くしたことに気がつきました。

財布の中にまだお金は残っています。

 

Q:あなたは、2000円で映画のチケットをもう一枚買って、映画を見ますか?

 

実験の参加者たちは、これらの質問にこう答えました。

  • シチュエーション1:90%近くの人が再度チケットを購入する
  • シチュエーション2:50%近くの人が再度チケットを購入する

 

鳥亀ちゃん
なんで、実験結果に差が出たの?
どんま
さっきも言ったように、心の中での基準が違うからだよ。

 

シチュエーション1では、チケットを2回買う羽目になることから、

2000円×2=4000円のチケットを買っている感じがします。

 

シチュエーション2では、チケットを一回しか買わないので、

チケット2000円+無くした2000円と別々に考えています。

 

なのでシチュエーション2だと、心の中の別々の金庫から2000円ずつ使っている気がするのです。

3つの違いにより心の基準が変わる!

 

 

メンタルアカウンティングが働くのには、3つの違いが起こるからです。

 

  1. 稼ぎ方の違い
  2. 比較対象の違い
  3. 特別感・気分の違い

 

1つずつ説明していきます。

 

1、稼ぎ方の違い

 

1つ目は稼ぎ方の違いです。

 

例えば

  • 働いてもらった給料の10万円
  • ギャンブルで稼いだ10万円

 

2つの稼ぎ方は違います。

仕事で稼いだお金の方が、重要に感じ大切に使うはずです。

 

反対にギャンブルで稼いだ方は、すぐに使って豪遊してしまいがちです。

 

2、比較対象の違い

 

2つ目は、比較対象の違いです。

 

例えば

  • 車を買ったと同時にカーナビも買う
  • ランチのご飯にドリンクをつける

 

車を購入したときに、数万円するカーナビも一緒に買います。

ところが、ランチにドリンクをつけるのを躊躇したりやめたりしがちです。

 

カーナビは、何百万円もする車と比較するので安く感じます。

しかし、ドリンクとランチの値段の差はそこまで大きくないので、ドリンクが高く感じるのです。

 

3、特別感・気分の違い

 

3つ目は、特別感・気分の違いです。

 

例えば

  • 旅行でかかる交通費1万円
  • 普段の生活でかかる交通費1万円

 

旅行での交通費1万円をケチる事は少ないですよね。

ですが、普段は交通費を減らそうと努力することが多いはずです。

 

旅行中に普段買わないような高価なものを買ったり豪華な食事をするのも、心の会計による影響です。

 

他には、

  • 誕生日
  • 給料日
  • 物事を達成したとき
  • テスト終わり

 

こういった場面では特別感がありますし、気分も良い感じです。

ですから、普段よりお金を使ってしまいます。

 

メンタルアカウンティングの対策方法!

 

 

人間ですから、合理的な判断でないお金の使い方を完全に無くすことはできません。

けれども、ある程度なら狭い視点で起こるメンタルアカウンティングを対策できます。

 

その際に2つのポイントがあります。

  1. 稼いだお金は一緒にする
  2. 各ジャンル使える金額をあらかじめ決めておく

 

稼いだお金は一緒にする

 

どんな稼ぎ方でも、稼いだお金は一緒にしましょう。

先ほども紹介しましたが、ギャンブルや宝くじなどで偶然手に入ったお金は、簡単に使ってしまう傾向があります。

 

なのでそういったお金も、働いたお金も一緒にまとめておきましょう!

 

どんま
一緒にまとめたお金を、一生懸命働いて稼いだと思えば、もっと無駄な出費を減らせるよ。

 

各ジャンル使える金額をあらかじめ決めておく

 

1週間ごとや1ヶ月ごとぐらいに、どのジャンルでどれくらいのお金を使っていいか決めてみてください。

 

1ヶ月

  • 食費4万円
  • 娯楽費3万円
  • 貯金3万円

 

こんな感じで、ジャンルごとに決めていきます。

貯金をしたい人は、貯金の値段もあらかじめ決めておきます。

 

使って良い金額が分かることで、無駄な出費を抑えられます。

 

どんま
バーゲンやポイントが付くといった言葉にも注意してね。

 

お得だからといって、必要のないものを買わないように気をつけましょう!

関連する用語!

 

どんま
関連する心理学用語を集めてみました。

記事のリンクもあるので、ぜひ読んでみてください!

 

パーキンソンの法則
  • 人は時間やお金をあるだけ使いきってしまうという法則

【パーキンソンの法則】時間もお金も足りないのは心理の問題?

 

ディドロ効果
  • ある物を買ったり所有した時に、それと関連する物も揃えたくなること

【ディドロ効果】いつもアディダスばかり着ている人の心理!

 

希少性の原理
  • 人は手に入りづらいものに価値を感じやすく、簡単に手に入るものに対しては価値を感じにくい現象

【解説】希少性の原理(法則)とは?恋愛やマーケティングの応用!

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

 

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