【ネガティブバイアス】嫌な記憶が忘れられない理由とその克服法!

 

どんま
こんにちは、どんまです。

今回は心理学用語の『ネガティブバイアス』を紹介していくよ!

 

「失敗ばかり思い出してしまう!」

「ネガティブな情報が頭から離れない!」

 

こんな感じで、ネガティブなことが強く記憶に残ってしまう経験を、誰でもしたことがありますよね。

理由は、ネガティブバイアスの働きによるものです。

 

こんな人にオススメの記事

  • ネガティブバイアスについて知りたい人
  • 嫌な記憶ばかり思い出してしまう人

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

ネガティブバイアスとは?その意味は?

 

 

ネガティブバイアスとは

ポジティブな物事よりも、ネガティブな物事の方が記憶・印象に残りやすい現象

 

例えば、

仲の良い友達がいたとします。

その友達とずっと仲良しだったのに、一回たまたま喧嘩してしまいました。

 

こういった場合、ネガティブバイアスによる働きにより普段起こる出来事よりも、喧嘩(ネガティブ)の方が強く印象を受けます。

 

つまり人間の性質上、10個の良いことよりも、1個の悪いことの方が記憶に残ってしまうのです。

 

だから、

「辛い記憶をなかなか忘れられない」

「嫌な記憶ばかり思い出す」

 

こう感じるのは、いたって普通のことなんです。

 

手術の実験!

 

 

ネガティブバイアスは、実験でちゃんと証明されています。

社会心理学者の「アリソン・レジャーウッド氏」たちによるものです。

 

実験の内容

 

参加者たちを集めて、2つのグループに分ける。

 

それぞれに、こんな情報を伝えた。

 

グループA:手術に成功する確率は70%です(ポジティブ視点)

グループB:手術に失敗する確率は30%です(ネガティブ視点)

 

この結果では、グループAの方が手術を好意的に受け止め、グループBは手術を好意的に考えられませんでした。

 

次に、グループAの参加者たちに

「手術に成功する確率70%は、30%の確率で失敗するということです」

 

こう伝えました。

 

するとグループAの方も、手術を好意的に受け止められなくなったのです。

 

その後、グループBの参加者たちに

「手術に失敗する確率30%は、70%の確率で成功するということです」

 

と伝えましたが、手術を好意的に思うことはありませんでした。

 

 

物事に対するイメージが

「ポジティブ→ネガティブ」になるけれど

「ネガティブ→ポジティブ」とは変わらないのが実験を通して分かりますよね。

 

ですから、1度ネガティブな印象を持つと、その印象は消えづらいのです。

 

ポイント

○:ポジティブ→ネガティブ

×:ネガティブ→ポジティブ

ネガティブバイアスの具体例!

 

 

ネガティブバイアスが働いた具体例を3つ紹介します。

順番に見ていきましょう。

 

1、芸能人のスキャンダル

 

よく世間では、芸能人のスキャンダルを取り上げていますよね。

有名な芸能人でしたら、好感度が高かったり、何かしらの優れた能力を持っています。

 

そんな芸能人が、スキャンダルを起こすとどうなるでしょう。

大きな問題となり、大衆の反感を買い、もう活躍できない場所にまで追い込まれることがあります。

 

その後も、悪い芸能人(ネガティブ)とレッテルを貼られ続けるのです。

 

2、スポーツの戦犯

 

スポーツの世界も、結果を残し続けなければいけないと言う非常に厳しいものです。

どんなに優れた選手だとしても、毎回結果を残すのは不可能ですよね。

 

そんな中、チームスポーツのメンバーで戦犯扱いされてしまう人がいます。

 

彼(彼女)は、決して今まで悪いパフォーマンスをしてきたわけではありません。

けれど、たった一戦うまく調子が出せないでチーム敗北の原因となると、戦犯扱いされます。

 

そして、人々の記憶の中に、悪いパフォーマンスの印象ばかり残ってしまいます。

 

3、商品レビュー

 

多くの人が商品を買う際に、商品レビューを見ますよね。

 

他の商品と比較したり、どんな特徴があるのかを確認します。

良い評価、悪い評価を見比べるはずです。

 

そんな時に、良い評価よりも、悪い評価の方が目に入ってきますよね。

そして、悪い評価が商品の印象を強く印象付けてしまうのです。

 

ネガティブバイアスが働く理由とは?

 

 

ネガティブバイアスが働いてしまう理由として、損失回避性があります。

 

どんま
損失回避性とは、人は得することよりも、損することを避けたいと思うことだよ。

 

私たちは無意識に、自分に危害を加えるものや損することを避けます。

そのために、ネガティブな物事を強く印象に残し、損失回避をしやすくしているのです。

 

ですから、ネガティブな記憶を残すのは、私たち自身を守ることでもあるのです。

 

ネガティブバイアスを克服しよう!

 

 

馬蜂くん
ネガティブバイアスを克服したいよ〜

 

ネガティブバイアスは損失回避の助けになるとしても、強く働きすぎるのは嫌ですよね。

ネガティブバイアスが原因で、心の状態が悪くなるぐらいでしたら、克服できた方が良いはずです。

 

無意識に働くものなので、完全には克服できないと思いますが、軽減はできます。

そこで、今回は2つの方法を紹介します。

 

1、ネガティブな情報をできるだけ避ける

 

ネガティブな情報をできるだけ避けましょう。

 

SNS上や、現実世界でもネガティブな情報ばかり流す人、言う人はたくさんいます。

ネガティブな情報ばかり受け取っていたら、それだけ記憶に定着してしまうのも、無理はありません。

 

ですから、ネガティブな物を示してくる人とは距離を開けて、そういった情報は避けるようにしましょう。

 

2、寝る前に1日の良かったことを思い出す

 

寝る前に考えることは、潜在意識に働きかけると言います。

ですから、その時にネガティブな事ばかり思い出してしまうと、ネガティブな心・考えになりやすいです。

 

そこで、ぜひ寝る前の時間を使って1日の良かったことを思い出してください。

どんな些細なことでも良いです。

 

「天気が良かった」

「健康に暮らせた」

「いつもよりも、少しだけ頑張れた」

 

これを毎日続けることで、ポジティブな記憶・印象に溢れ、ポジティブな人生を歩むことができるはずです!

関連する心理学用語

 

どんま
ネガティブバイアスと関連する心理用語です。

下にリンクも貼っておくので、気になった方はぜひ読んでみてね。

 

気分一致効果
  • 気分によって見える物事が変わる現象

【気分一致効果】あなたの気分次第で見えている世界が違う?

 

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  • 自分の持った考えや先入観を、正しいと証明できる情報ばかり集めてしまう心理現象

【心理学】確証バイアスとは?3つの具体例や対策法などを徹底解説!

 

カラーバス効果
  • 人が自分で意識したことが情報として入ってくる現象

【カラーバス効果】とは?知りたい情報は引き寄せられている!

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

 

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