【対比効果(コントラスト効果)】とは?具体例を含めてわかりやすく解説!

 

どんま
こんにちは、どんまです。

今回は心理学用語の『対比効果』を紹介していくよ!

 

私たちは普段、対比効果の影響をたくさん受けています。

対比効果を『コントラスト効果』とも呼びます。

 

今回は具体例とともに、分かりやすく紹介していくので、ぜひ最後まで読んでください。

 

こんな人にオススメの記事

  • 対比効果(コントラスト効果)について知りたい!
  • 物事への印象を操作したい!

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

対比効果(コントラスト効果)とは?その意味は?

 

 

対比効果とは

同じ物事でも、比べる対象が変わると、印象も変わってくる心理現象

 

例えば、ある店に行ったとき、2つの商品が売られていました。

  • 2千円のイヤホン
  • 1万円のイヤホン

 

それぞれのイヤホンにどんな印象を持ったでしょうか?

次にこちらを見てください。

 

先ほどとは違う店に行くと、この2つのイヤホンが売られていました。

  • 10万円のイヤホン
  • 1万円のイヤホン

 

2千円のイヤホンと比べると、1万円のイヤホンが高く感じますよね。

反対に10万円のイヤホンと比べると、1万円のイヤホンは安く感じるはずです。

 

このように、同じ物事(1万円のイヤホン)でも、比べる対象(10万円のイヤホンor2千円のイヤホン)によって印象が変わるのです。

 

対比効果(コントラスト効果)の例!

 

 

私たちは普段、五感を使って物事を認識しています。

 

どんま
五感とは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のことだよ!

 

対比効果は、この5つの感覚全部に働き得ます。

そこで今回は、五感によって起こる例を紹介していきます。

 

順番に見ていきましょう!

 

視覚

 

下の図を見てください。

 

真ん中にある円形は、どちらも同じ色です。

ですが、左側にある図形の方が円形が明るく見えますよね。

 

これは背景の色の違いによるものです。

このように同じ色でも、周囲の明度によって色の見え方が変わるのです。

 

聴覚

 

普段の生活では、あらゆる音が溢れかえっています。

その中で、もし大きな音を聞いてたときに別の大きな音を聞いても、あまり違和感はないですよね。

 

それとは反対に、小さい音を聞いてたときに、いきなり大きな音を聞くと、音を大きく感じるはずです。

 

触覚

 

冷たい水を触ってから、常温の水を触ると、温かく感じます。

逆に、熱めのお湯を触ってから、常温の水を触ると、冷たく感じるはずです。

 

味覚

 

よく、スイカに塩をかけると美味しいと言いますよね。

あれは、甘いスイカにしょっぱい塩をかけることで味の差ができて、スイカをより甘く感じるのです。

 

嗅覚

 

無臭な場所では、少しのにおいも感じやすいですよね。

しかし、強烈なにおいを嗅いだ後には、弱いにおいを感じにくいです。

教育上でも働く対比効果(コントラスト効果)

 

 

教育上で対比効果が働いてしまうことで、正しい判断ができないことがあります。

なぜなら、周囲にいる人を基準にすることで、評価の歪みができてしまうからです。

 

2つの例を見ていきましょう!

 

学校で働きかける場合

 

学校内で先生は、生徒たちの能力を評価しますよね。

その際に評価と関係のない、先生自身の能力や他の生徒を基準にしてしまい、能力判断に差が生まれてしまいます。

 

家庭で働きかける場合

 

家庭内では、よくこんな言葉を聞きますよね。

「友達の〇〇はできているよ!」

「お兄ちゃんはできているのに…」

 

親が子供に対して投げかける言葉です。

 

周りの子供や兄弟のタイプによって、自分の子供に対する評価が変わるのです。

 

対比効果(コントラスト効果)のデメリット

 

 

デメリット

  • 自分に一番身近な部分で比べることで、考えに偏りができる

 

例えば

  • 偏差値70の学校
  • 偏差値40の学校

 

このような環境で、周りとの学力を比較します。

 

偏差値70の学校内で、学力が下位の生徒がいたとしても、社会全体の平均学力よりも上の可能性が高いです。

反対に、偏差値40の学校内で、学力が上位の生徒がいたとしても、社会全体の平均学力よりも劣る可能性があります。

 

このように、人は物事を自分に近い周囲と比べがちです。

 

すると、

「周りと比べて、自分の学力は上位or下位だから〇〇だ!」

狭い視野によって、物事を判断してしまいます。

 

ですから、身近な環境で比較してしまうと、考えに偏りができるのです。

 

対比効果(コントラスト効果)を知った上でできること

 

 

ここまで見てきて、人は物事を比較する生き物だということが分かりましたよね。

人生を生きる上で試合やテストなど、人と争って勝ち負けを決める事がたくさんあります。

 

人と比較されたり、競争する場面があることで、頑張ろうと思えることもあるはずです。

 

しかし、何でもかんでも人と比べる必要はあるのでしょうか?

 

例えば「幸せ」です。

周囲と比較して、自分の幸せ不幸せを決めている人がいますが、本当に良いことでしょうか?

 

自分には自分の幸せがあり、他人には他人の幸せがあります。

そこに、勝ち負け、良し悪しはないのです。

 

ですから、

「周囲と比べる必要はない」

「周囲は周囲、自分は自分」

 

こんな心持ちが大事になるのです。

関連する心理学用語

 

どんま

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最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

 

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