【ブーメラン効果】とは?説得に失敗する5つの原因と対処法!

 

どんま
こんにちは、どんまです。

今回は心理学の『ブーメラン効果』を紹介していきます。

 

皆さんは相手を説得しようと思ったのに、失敗してしまったり、逆効果になってしまった経験はありませんか?

 

「相手の為だと思って言ってるのに!」

「なんで言うことを聞いてくれないんだ!」

 

説得に失敗すると、苛立ちを覚えてしまったことがあると思います。

でも、相手が説得に反発する行為は、いたって普通のことなのです。

 

説得に反発する現象を『ブーメラン効果』と言います。

 

こんな人にオススメの記事

  • ブーメラン効果について知りたい人
  • 相手をうまく説得する方法を知りたい人

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

ブーメラン効果とは?その意味は?

 

 

ブーメラン効果とは

相手を説得するつもりが、かえって逆効果になり、強い反発やネガティブな反応をされること

 

今回紹介するブーメラン効果は、心理学での意味です。

どんま
実は、経済学上でもブーメラン効果という言葉があるんだ!

経済学では、自分に利益のある行動が、かえって危険な状態を生み出すという意味で使われているよ。

 

またネット用語の「ブーメラン」もありますが、それはブーメラン効果とは関係ありません。

 

なので、心理学上のブーメラン効果は、説得に関することだと覚えておいてください。

 

ブーメラン効果の3つの例!

 

 

ブーメラン効果は、さまざまな場面で見られます。

今回は、その中から3つ選んで紹介していきます。

 

  1. 恋愛
  2. 家庭
  3. ビジネス

 

順番に見ていきましょう。

 

恋愛

 

カップルや夫婦間で、相手の行動を制限してしまうことがありますよね。

 

「浮気はしないでね!」

「〇〇には行かないようにね!」

 

こんな言葉で相手を説得しようとして、関係に亀裂ができてしまうのをよく見るはずです。

 

また自分の事をアピールして、相手が自分を好きになるように無理やり誘導させるのも、逆効果になってしまいます。

 

家庭

 

夫婦間での説得行為もありますが、それ以上に子供に対する説得行為が多いですよね。

 

「勉強しなさい!」

「早く寝なさい!」

「嫌いなものも食べなさい!」

 

子供がいる家庭なら、多くの人が言ったことがあるはずです。

 

こんな言葉を投げかけた後、子供はちゃんと行動に移したでしょうか?

実際には、多くの子供たちは簡単には行動できないですし、やったとしても不満を持っていたはずです。

 

ビジネス

 

例えば、あなたが服を買いに行ったとします。

店員さんが試着をした、あなたを見てこう言います。

 

「すごく似合っていますね。買ったほうが良いですよ!絶対に損はしないですよー」

 

もし、こんな買え買えアピールをされたら、買う気失せますよね。

無理な説得は、不利益を生み出すことが多いのです。

ブーメラン効果が働く5つの原因!

 

 

ブーメラン効果が働く原因は、5つあります。

 

  1. 自分の立場や意見に対して強い責任感がある
  2. 自分の譲れない信念や価値観に関わる説得
  3. 説得をするということを予告されたので身構えた
  4. 自分の嫌いな人からの賛同
  5. 無理やりな賛同

 

簡単に解説していきます。

 

1、自分の立場や意見に対して強い責任感がある

 

誰もが、今の自分の立場や意見がありますよね。

人はそれに対して責任を持ちます。

 

しかし世の中には、違う立場や意見の人ばかりです。

そんな人が、その人自身を基準に説得してきます。

 

すると、説得に対して良い印象を持てず、反発してしまうのです。

 

2、自分の譲れない信念や価値観に関わる説得

 

人それぞれ、自分の譲れない信念や価値観を持っています。

 

例えば、あなたの趣味はゲームだとします。

「ゲームは楽しいものだ!」と思っています。

 

しかし、世の中には絶対に価値観の違う人がいます。

「ゲームはつまらないものだ!」と思う人がいて、あなたを説得してきます。

 

すると、あなたの価値観の否定や攻撃だと思い、強く反発してしまうのです。

 

3、説得することを予告されたので身構えた

 

自分が重要だと思っていることに対しての説得を予告されます。

すると、絶対に反発してやろうと、身構えてしまうのです。

 

4、自分の嫌いな人からの賛同

 

嫌いな人が自分に賛同してくれるとします。

けれど、人は嫌いな人と距離を開けたり、同じ価値観でいるのを拒みます。

 

すると、賛同してくれるにも関わらず、敵対する立場に自ら移動するのです。

 

5、無理やりな賛同

 

相手が無理やり押し付けてくると、人は自由を制限された感じがします。

 

しかし、人は自由を制限されるのが嫌いです。

自由を制限されたら、自由を取り返そうと、反発します。

 

ですから、相手が賛同してくれたとしても、受け入れず反発するのです。

 

どんま
自由を取り返そうと反発することを『心理的リアクタンス理論』と言います。

興味がある方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

【解説】心理的リアクタンス理論の意味は?その具体例や対策方法!

 

ブーメラン効果を対処するためには?

 

 

先ほどブーメラン効果が働く5つの原因を紹介しましたが、それらをどう対処するのかが大事になります。

 

そこで、2つのステップで対処します。

  1. 相手を理解する
  2. 相手を尊重しながら説得を試みる

 

ステップ1:相手を理解する

 

まずは、相手を理解するのが大事になります。

 

先ほども紹介しましたが、人間誰しも、自分の価値観や考えを持っていますよね。

その価値観や考えを無視して説得しても、反発されるだけです。

 

ですから、

「相手はこんな価値観を持っているんだ」

「こういう考えをする人なんだ」

 

自分と価値観や考えが、同じでも違っていたとしても、理解して受け入れるのです。

 

ステップ2:相手を尊重しながら説得を試みる

 

次に、相手の価値観や考えを尊重しながら、説得を試みてください。

 

価値観や考えに良い悪いはありません。

それを踏まえた上で、相手を尊重します。

 

尊重していることは、言葉で言ってあげても良いですし、態度で示してあげても大丈夫です。

 

説得する際には、言葉を選んで丁寧にやっていきます。

まずは相手の意見をきちんと聞き、そして自分の意見も分かりやすく伝えていきます。

 

自分の意見を言う時には、

「なんとなく〇〇だから」

「自分は〇〇が嫌いだから」

 

と言って伝えないように注意してください。

 

例えばゲームをやっている子供に対して、時間を制限するように説得します。

その時、自分の意見をこう言ってはいけません。

 

「なんとなく、ゲームは悪いものだと思うから」

「自分がゲームをやる人が嫌いだから」

 

これでは、かえって反発を招くだけなので、ちゃんとした理由で意見を伝えましょう。

 

それでもダメだったら?

 

どんま
もし、説得のための2ステップを試しても上手くいかなかったら、無理に説得するのはやめた方が良いよ!

 

無理な説得は、相手にネガティブなイメージを与えますし、余計に強い反発をされることがあります。

 

ですから、その場を一旦離れて、また別の機会を待ってみましょう。

案外、すんなりと説得できるかもしれませんよ。

関連する心理学用語

 

どんま
ブーメラン効果と関連する2つの心理学用語だよ。

記事のリンクも貼っておくので、ぜひ読んでみてください。

 

カリギュラ効果
  • 禁止や制限をされると、逆に興味が湧いてやりたくなってしまう心理現象

【悪用禁止】カリギュラ効果とは?相手に興味を持たせる方法!

 

 

ロミオとジュリエット効果
  • ある物事を達成したい時に、ある程度の障害や困難があった方がやる気が上がる現象

【ロミオとジュリエット効果】困難な恋愛の方が良い理由が分かる!

 

 

まとめ

 

ブーメラン効果とは

  • 相手を説得するつもりが、かえって逆効果になり、強い反発やネガティブな反応をされること

 

 

ブーメラン効果の原因

  1. 自分の立場や意見に対して強い責任感がある
  2. 自分の譲れない信念や価値観に関わる説得
  3. 説得をするということを予告されたので身構えた
  4. 自分の嫌いな人からの賛同
  5. 無理やりな賛同

 

 

ブーメラン効果の対処方法

  1. 相手を理解する
  2. 相手を尊重しながら説得を試みる

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

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