【リスキーシフト】とは?集団では危険な選択をしがちです。

 

どんま
こんにちは、どんまです。

今回は心理学用語でもある『リスキーシフト』を紹介していきます。

 

私たちの中で多くの人が、普段何らかのコミニティーに属しています。

 

学生だったら、学校という組織に属していますし、会社員だったら、会社という組織に属しています。

それ以外にも、友達のグループや家族など、私たちは何らかのコミニティーに属していますよね。

 

そんな私たち全員に起こり得るのが『リスキーシフト』です。

 

このページ内では、意味から対策方法まで、徹底的に解説します。

ぜひ、最後まで読んでいってください。

 

これを知りたい人にオススメの記事

  • リスキーシフトについて
  • 集団での心理状態
  • 社会問題が起こる理由

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

 

リスキーシフトとは?その意味は?

 

 

リスキーシフトとは

集団で何か決定したり、動いたりするときに、危険な選択をしがちなこと

 

リスキーシフトは『集団極性化』の中の1つでもあります。

集団極性化とは、集団の選択が極端化(偏る)ことです。

 

どんま
「赤信号、みんなでわたれば怖くない」という言葉もリスキーシフトを表しているよ。

 

それって個人だったらやらないよね?

という事を、集団の判断ではやってしまう恐れがあるのです。

 

リスキーシフトにより、個人間の問題だけでなく、社会問題になるようなことも引き起こす可能性があります。

 

まずは、もう少しイメージしやすいように、具体例を挙げていきます。

 

リスキーシフトの3つの具体例!

 

 

私たちの身近でも、リスキーシフトは働きかけます。

そこで、今回は3つの具体例を紹介していきます。

 

順番に見ていきましょう!

 

1、ネットの炎上

 

1つ目の具体例は、ネットの炎上です。

 

SNSが普及している現代では、度々ネットの炎上が見られますよね。

 

よくSNS上では、何らかの話題について議論されています。

議論すること自体は、相手の意見も聞けますし、良いことです。

 

しかし、匿名で比較的自由に発言できることもあり、相手を誹謗中傷しがちです。

1人がそうすると、似た意見を持った人たちが、どんどんと同じ行動をしていきます。

 

最終的には偏った意見になったり、反発をする人を排除しようとするため、炎上が起こるのです。

 

2、集団でのいじめ

 

2つ目の具体例は、集団でのいじめです。

 

昔からいじめは、深刻な社会問題として取り上げられています。

 

いじめをしたところで、誰かが得することはありません。

それどころか、多くの人が不幸になります。

 

いじめをしてしまう人が、こんな状況に立っていたらどうでしょう。

 

  • 自分のクラスに自分ともう一人のクラスメイトしかいない

 

この状況で、わざわざ唯一のクラスメイトをいじめないはずです。

 

しかし、自分以外にも一緒に行動してくれる人がいる。

そんな状況では、いじめという誤った行動をしてしまうのです。

 

3、宴会

 

3つ目の具体例は、宴会です。

 

宴会という場所でも、リスキーシフトが起こりがちです。

 

例えば、普段おとなしめの人が、お酒を飲んでハメを外す状況です。

 

ハメを外すことは、悪いことではありません。

けれども、集団でやるとなると話が変わってきます。

 

お酒が入ってることもありますが、集団でハメを外すと、おとなしめの人も良くない行動に走ることがあります。

 

ですから、宴会という日常によくある状況でも、間違った選択に注意する必要があります。

リスキーシフトが起こる4つの原因とは?

 

 

リスキーシフトが起こるのには、4つの原因が考えられます。

1つずつ紹介していきます。

 

1、責任の所在が明確でない

 

1つ目の原因は、責任の所在が明確でないことです。

 

個人で行動した場合、責任を負うのはもちろん自分です。

 

でも、集団での行動では、誰に責任があるのか曖昧になりがちですよね。

 

集団で危険な行為をし罰を与えれたとしても、個人ではこういった考えをします。

「自分だけじゃないし」

「他の人の意見で動いただけ」

 

簡単に言い訳ができますし、責任転嫁をしようとします。

 

それができる状況により、安易な考えで危険な選択をとってしまうのです。

 

2、同調してしまう

 

2つ目の原因は、同調してしまうからです。

 

はじめに1人の人が危険な選択をします。

それに賛成する人が、その選択についていきます。

 

そこで、問題なのが残った人たちです。

「敵だと誤解されたらどうしよう…」

「自分の意見は特にないからな…」

 

こう考えてしまい、集団の中で浮かないように、周囲に同調してしまいます。

 

すると、本意でなかったとしても、一緒に危険な行動をする羽目になるのです。

 

3、多数派の尊重

 

3つ目の原因は、多数派の尊重です。

 

集団で物事を決めるのは難しいことですよね。

1人1人の意見全部を叶えてあげることは、なかなかできないです。

 

そんな状況では、よく多数決がとられます。

多くの社会の大事なことも、多数決で決まっています。

 

でも、多数派が必ずしも正しいとは限りませんよね。

 

もし多数の人が危険な選択をしたとしても、多数派の意見として受け入れられます。

するとそれが、みんなで導いた意見となり、実行されてしまうのです。

 

4、過激なリーダー

 

4つ目の原因は、過激なリーダーです。

 

好ましいことではありませんが、過激なリーダーが大きな権力を持っていることがありますよね。

 

メンバーの意見は通らないし、リーダーに反発したら、何をされるか分からない。

そんな状況は、少なくありません。

 

その組織のリーダーが、好ましくない選択をしたらどうでしょう。

 

危険だと分かっているにも関わらず、その選択を受け入れるしかないのです。

ですから、リーダーのあり方も、リスキーシフトに大きく関わってきます。

 

リスキーシフトを対策するには?

 

 

リスキーシフトが起こらないためにも、なんとかして対策したいですよね。

そこで、対策するための方法を紹介します。

 

対策方法:組織の多様性を意識する

 

組織に多様性を持たせることで、様々なメリットが得られます。

 

メリット

  • 意見が偏りにくい
  • 少数派の意見も聞ける
  • 同調するのを避けられる
  • 責任者を決められる

 

こういった感じで、リスキーシフトの原因であるものを防げます。

また多様性があることで、後から自分たちの行動を修正していくことも可能です。

 

とても効果があるので、ぜひ実践してみてくださいね。

関連する心理学用語

 

どんま
一緒に覚えてもらいたい心理学用語がいくつかあるよ。

下に記事のリンクも貼っておくので、ぜひ読んでみてね!

 

バンドワゴン効果

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社会的ジレンマ

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最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

 

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