【プライミング効果】10回クイズに隠された心理テクニック!

 

どんま
こんにちは、どんまです。

今回は『プライミング効果』を紹介していくよ!

 

プライミング効果は、「社会心理学」に分類されているものです。

私たち1人1人にとても関係があるものなので、ぜひこの機会に覚えていってください!

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

プライミング効果とは?どんな意味?

 

 

プライミング効果とは

先行する(最初の)情報や刺激によって、後の行動・思考に影響を与える現象

 

私たちも無意識にプライミング効果が働いています。

無意識に働いているからこそ、なかなか自覚のない現象なのです。

 

具体的な例は、2つ先の章で紹介していくので、まずは実験を見ていきましょう!

 

プライミング効果の実験!

 

 

有名な実験を2つ紹介していきます。

 

歩行速度の実験

 

心理学者である「ジョン・バルフ氏」たちが、ニューヨーク大学の生徒を対象に実験を行いました。

 

実験の内容

 

大学生を集めて2つのグループに分ける。

 

そして、単語が書かれたセットをわたした。

 

Aグループ「無造作に選んだ単語」が書かれたものを渡す

Bグループ「高齢者を連想させる単語」が多く書かれたものを渡す

 

それぞれのグループに、こう指示を出しました。

「単語セットの中から4つ選んで、短文を作ってください」

 

その後、生徒たちに実験を終わったことを伝え、その裏で密かに「生徒たちの歩行速度」を測った。

 

 

実験の結果

 

「高齢者を連想させる単語」を渡されたグループの方が、もう1つのグループよりも歩行速度が遅くなったのです。

 

 

最初に与えられた情報によって、後の行動が変わっているのが分かりますよね。

高齢者のように歩行速度が遅くなっています。

 

つまり、高齢者を連想させる単語(最初の情報)→歩行速度が遅くなる(後の行動の変化)

 

もう1つ実験を見ていきましょう。

 

穴埋めの実験

 

アメリカの心理学者・行動経済学者である「ダニエル・カーネマン氏」が行ったもの。

 

実験の内容

 

SO○P

 

丸の中にアルファベットを入れてもらう。

 

その際に、2つのグループに分けて、事前にそれぞれ別の画像を見せた。

 

グループA:食べ物に関する画像

グループB:風呂場に関する画像

 

 

実験の結果

 

食べ物に関する画像を見たAグループは、SOUP(スープ)と答える人が多かった。

 

風呂場に関する画像を見たBグループは、SOAP(石鹸)と答える人が多かった。

 

 

こちらの実験でも、プライミング効果が見られていますよね。

 

先行する画像による情報で、穴埋め(行動)が変わっています。

プライミング効果の4つの具体例!

 

 

プライミング効果の具体例を4つ紹介していきます。

順番に見ていきましょう!

 

具体例1、10回クイズ

 

こちらを見てください。

馬蜂くん
ねぇねぇ、シャンデリアって10回言ってみて!

鳥亀ちゃん
シャンデリア、シャンデリア、シャンデリア…
馬蜂くん
じゃあ、毒リンゴを食べたのは?
鳥亀ちゃん
シンデレラ!

馬蜂くん
ぶっー、正解は白雪姫でした〜

 

子供の頃、このような10回クイズをやった事があるのではないでしょうか?

 

10回クイズは、プライミング効果をうまく利用したものなのです。

 

最初、相手にある言葉を10回言わせます。

すると、その言葉に似た言葉を思い出しやすくなるため、普通なら答えられる問題が、答えづらくなるのです。

 

どんま
この現象が働きかけると、物事を思い出しやすくもなるんだ!

 

日常の何気ない場面でも、この現象が働いているのが分かります。

 

具体例2、色と文字の判別

 

まずは、この画像を見てください。

 

 

 

上の画像は簡単に読めましたよね。

 

次にこの画像を見てください。

 

 

 

どうですか?読みづらくないですか?

 

人間は文字よりも先に、色が情報として入ってきます。

なので1つ目の画像の時は、先に赤色が見えたら、漢字も「赤」と書かれている事に抵抗はありません。

 

しかし、2つ目の画像は違います。

赤色で「黒」という漢字が書かれています。

 

最初の情報(赤色)と後の情報(黒という漢字)の関係に違和感があり、連想しづらいのです。

ですから、読みづらさを感じます。

 

具体例3、商品の割引

 

この2つを見比べてみてください。

 

限定割引!

「ノートパソコン」

通常価格159,900円→特別価格79,900円

 

限定価格

「ノートパソコン」

特別価格79,900円

 

どちらも特別価格は、同じ値段になっています。

でも、通常価格(前の情報)があった方が、安くなった感じがしますよね。

 

これも事前の情報があることにより、私たちの思考に影響を与えているのです。

 

具体例4、広告

 

マスメディアも非常にプライミング効果を意識しています。

 

例えば、広告で「好感度の高い芸能人」を使います。

広告の内容は、好感度が高い芸能人が、商品を使っているものです。

 

なぜこうするかは、前の情報を良いものにすることで、商品に対しても良い印象を与えるためです。

 

前の情報とは好感度の高い芸能人のことです。

私たちに「あの芸能人が使っているんだから、良い商品のはずだ!」と思わせます。

 

なので、私たちの意思決定は心理的に操作されている部分もあるのです。

プライミング効果と関連する心理用語

 

ストループ効果

人は2つの異なる情報を同時に目にした場合、理解するまでに時間がかかる心理現象

【ストループ効果】とは?その実験例や原因などを徹底解説!

 

アンカリング効果

最初に与えられた情報が、その後の意思決定に影響を及ぼすこと

【心理学】アンカリング効果とは?その具体例やマーケティングの応用方法!

 

どんま

『ストループ効果』は具体例の2つ目

『アンカリング効果』は具体例の3つ目

でそれぞれ紹介したものだよ!

 

もっと心理学を学びたい人へ

 

簡単に読めるので、最初はマンガで心理学を学ぶのをオススメします。

 

 

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