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今回は心理学用語の『ミラーリング効果』について紹介していきます。
ミラーリング効果という心理学の言葉、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
心理学上でとても有名なもので、ぜひ覚えてもらいたい心理学用語の1つです。
今回は、意味から使い方まで幅広く紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
こんな人にオススメの記事!
- ミラーリング効果を知りたい人
- 人間関係を良くしたい人
- コミニケーションを上手にしたい人
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
ミラーリング効果とは?その意味は?

まずは「ミラーリング」の意味
つまり、鏡(ミラー)になったように、相手と同じ言動をすることです。
ここから、ミラーリング効果は生まれた。
ミラーリング効果とは
相手を真似することで、相手から好意や親近感を持ってもらえる現象


心理学テクニックと聞くと難しそうに感じますが、ミラーリング効果は比較的に簡単ですし、効果もある。
だから、多くの人に広まって、有名なものになったのではないかと思います。
そこで「相手のどこを真似すれば良いの?」と疑問に感じた人もいるはず。
真似できる点は色々あります。
ここから分かるように、ミラーリング効果では相手を真似することだけでなく、相手との共通点(考え方、ファッション、好き嫌いなど)があることも大事。
自分と仲の良い周囲の人を想像してみてください。
自分と似たような行動をしたり、たくさん共通点がある人が多いはず。
私たちは普段、無意識に周囲の人を選ぶことが多く、だからこそミラーリング効果を意識して活用することで、人間関係をより良くできます。
使い方は後で紹介するので、まずは実験を紹介していきます。
ミラーリング効果の実験!

ミラーリング効果の実験は、1999年にアメリカの心理学者である「ターニャ・チャートランド氏」によって行われました。
実験の内容
実験の参加者を集めて、ランダムに2人1組のペアを作る。
もちろん、ペアの相手とは初対面。
そして、ペアの相手としばらく会話するように指示をした。
その際に、2つのグループに分けた。
Aグループ:ペアの片方が、会話中ペアの相手の動きを真似するよう指示をもらう
Bグループ:特に何の指示もない
実験が終わった後、会話の相手の好感度を聞いた。
実験の結果
Aグループの方が、Bグループよりも相手に対して好感を持った。

なんでミラーリング効果が働くの?

ミラーリング効果が働くのは、類似性の法則が関係している。
見つけられる共通点は色々とあります。
これらのジャンルで、相手との共通点が見つけられれば、類似性の法則が働く。
また、先ほども紹介したように「動作」「仕草」「口調」「感情」などが似ていても、相手に対して類似性の法則が働きます。
ですから、ミラーリング効果を活用すると、相手から良い印象を受けやすいのです。
ミラーリングを効果を活用してみよう!
ミラーリング効果の使い方を、「恋愛」と「営業」を例に出しながら紹介します。
ミラーリング効果:恋愛編

今回は、異性と食事をしに行くとき、どこをミラーリングすれば良いか例を挙げていきます。
食事に行く前の、ライン上などの会話でもミラーリングを使えます。
こんな感じで、相手に合わせてみましょう。
次に、実際の食事中は、
ざっと思いついたものを紹介しました。
ここで紹介していないだけで、ミラーリングはまだまだ色んなものにも使える。
それだけ、ミラーリングは使いやすいし、上手くハマれば大きな効果を期待できる。
だから、最初は少し難しく感じたとしても、ぜひ自分からミラーリングを試してみてね。
ミラーリング効果:営業編

ミラーリングは営業などのフォーマルな場所でも使えます。
活用方法の基本は同じで、相手の真似をするイメージ。
実際、営業というフォーマルな場だと、少し難易度は高い。
なぜなら、ミラーリングしてるのがバレたら、相手を馬鹿にしている感じになり、信頼関係に傷がつくから。
そこで、オススメなのが共通点探しです。
何回も言っているように、共通点がある人には親近感が湧く。
共通点探しは、会話の中で気になることを質問して、相手が言ったことと自分の状況で似ている点を見つけるだけ。
不自然じゃないし、相手もむしろ自分に興味を持ってもらえてると感じる。
だから、相手を真似しても良いですが、難しそうだったら共通点探しをしてみましょう!
ミラーリングの注意点!

ミラーリングには1つだけ注意点があります。
皆さんも分かっていると思いますが、相手にバレたらダメです。
ミラーリングがバレたら、相手からしたら馬鹿にしているようにしか感じない。
真似されて怒る人もいるはず。
だから、この3つを意識してみてください。
ミラーリングを使いすぎない
1つ目、ミラーリングを使いすぎるのはやめましょう。
多すぎず、少なすぎずぐらいの頻度にしてください。
理由は、少ないと効果が得られずらいし、多いとバレやすいからです。
ミラーリングを自然にやる
2つ目、ミラーリングは自然にやりましょう。
ミラーリングしたいからと、相手の独特な仕草や、よく分からない行動を真似することは避けましょう。
それは、普通にバカにしてますし、何より不自然です(笑)
不思議に思われたらやめる
3つ目、不思議に思われたらやめましょう。
相手がこう聞いてくることがあります。
「何か真似してる?」
「さっきから何か変じゃない?」
こう聞いてきたら、すぐにやめましょう。
そして知らんぷりしましょう。その話題が広がるのは危険です。
心理テクニックはバレたら意味がないので、以上の3つを意識して自分のできる範囲で使ってみてください!
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お疲れ様。最後まで読んでくれてありがとうございます。