こんにちは!どんまです。
このブログを選び、読んでくれてありがとうございます。
今回は心理学用語の『スノッブ効果』について紹介していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
スノッブ効果とは?その意味は?

こんな思いで商品を購入するときがありますよね。
実はこれ、誰もが起こり得る心理現象なのです!
これを心理学上では『スノッブ効果』と言います。
スノッブ効果とは
他の人の消費が増加すると、個人での購買意欲が下がる現象
簡単に言うと、みんなが持っている物はあまり欲しくならない現象です。
このスノッブ効果は、反対の角度から見ることが大切なのです。
そこでスノップ効果の意味を、言い換えてみます。
このようにスノッブ効果を逆の視点で見る事で、うまく活用することもできます。
その活用法については、後々お話しします。
まず最初にスノッブ効果の例を見ていきましょう!!
スノッブ効果の例!

スノッブ効果の例として、人と被りにくい物がある状況で働きかけます。
人と被りにくい物は、限定品やオーダーメイド品です。
この2つだったら、欲しいのは前者の車ですよね。
誰しも
こういった商品に魅力を感じて、購買意欲が上がりやすいのです。
ですから、限定品やオーダーメイド品に対してスノッブ効果が働きます。
スノッブ効果が働く4つの理由は?

スノッブ効果が働くのには4つの理由があります。
4つの理由
- 個性的でありたい
- 周囲の目線を気にする
- 好奇心
- 入手のしやすさ
順番に見ていきましょう!
理由1、個性的でありたい
1つ目の理由は、人は個性的でありたいと思うからです。
こういった点で、人は特別、個性的でありたいと感じます。
そのことに関連して、所有する物に対しても個性を求めます。
要するに、人と違う(個性的)な物が欲しいと思うのです。
ですから、スノッブ効果が働きかけます。
理由2、周囲の目線を気にする
2つ目の理由は、周囲の目線を気にすることです。
人はこんな感じに、周囲の目線をやたら気にします。
すると、みんなが持っているものを避けるようになるのです。
理由3、好奇心
3つ目の理由は、好奇心からです。
例えば、日本に5本だけのペンがあるとします。
どうでしょうか?めちゃくちゃ気になりますよね。
「書き心地は良いのかな?」
「ペンの質はどんな感じだろう?」
こういった好奇心を抱きます。
そういった意味でも、みんなが持っていない物が欲しくなるのです。
理由4、入手のしやすさ
4つ目の理由は、入手のしやすさが関係している点です。
例えば、みんなが使っているイヤホンがあるとします。
そういったイヤホンは、生産数が多いですし、色んな場所で売っています。
すると
「いつでも買えるから」
「どこでも買えるから」
こういった考えを持ち、わざわざすぐに欲しいと思いません。
反対にイヤホン専門店にしか売っていない物だと、チャンスを逃したくないと思います。
その結果、購買意欲が上がるのです。
スノッブ効果の注意点!

スノッブ効果は、みんなが持っていない物が欲しくなることでしたよね。
そんなスノッブ効果には、注意しなければいけない点があります。
それは、人と被らない商品の質を判断することが難しい点です。
多くの人が前者のユニクロの靴下を使っていますよね。
ですから、ネットで調べると多くの評価が出てきますし、買ったことがある周囲の人に聞くこともできます。
しかし100足しかない靴下はどうでしょう?
ネットの評価なんてほとんどないですし、周囲に持っている人がいる可能性は低いです。
すると、実際に買って使ってみないと、質の判断ができません。
ですから、そういった点は、スノッブ効果の注意点と言えます。
スノッブ効果をマーケティングで応用する!

スノッブ効果をマーケティングで応用してあげることで、消費者に欲しいと思わせることができます。
その方法は、商品を限定化してあげることです。
限定するときに、3つのポイントを意識してください。
- 時間の限定
- 地域の限定
- 数量の限定
それぞれこんな例を挙げられます。
時間の限定
- 今月だけの商品!
- 1年間に1個だけしか作られない商品!
地域の限定
- ご当地品!
- この店だけの別注品!
数量の限定
- 限定〇〇個!
- 世界に〇〇個だけ!
このように、「時間」「地域」「数量」のどれかを限定してあげます。
それを見た消費者は「人と被りにくい物だ!」と思い、購買欲が上がるはずです。
とても効果がある方法なので、ぜひ実践してみてください!
スノッブ効果と関連する心理現象!
スノッブ効果に関連する心理現象です。
下に記事のリンクも貼っておくので、ぜひ読んでみてください!
スノッブ効果のまとめ!
最後にこのページ内を簡単にまとめていきます。
- 他の人の消費が増加すると、個人での購買意欲が下がる現象
- みんなが持っていない物を欲しくなる現象
- 個性的でありたい
- 周囲の目線を気にする
- 好奇心
- 入手のしやすさ
- 人と被らない商品の質を判断することが難しい
- 商品の時間、地域、数量を限定してあげる
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
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