エンハンシング効果とは?やる気を引き出す5つのポイントと注意点!

 

こんにちは!どんまです。

このブログを選び、読んでくれてありがとうございます。

 

今回は心理学用語の『エンハンシング効果』を紹介していきます。

 

こんな人にオススメの記事!

  • エンハンシング効果について知りたい人
  • 周囲のやる気を引き出したい人
  • やる気を引き出すポイントを知りたい人

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

エンハンシング効果とは?その意味は?

 

 

 

突然ですが、皆さんはこういった悩みを持っていますか?

 

  • 周りの人のやる気を引き出せない!
  • やる気を出させる方法が分からない!
  • 一回やる気を出しても、もとに戻ってしまう!

 

人のやる気をうまく引き出せれば、生活をより豊かにできるはずです。

 

今回はそんな悩みを心理効果を使って解決していきます。

 

その方法は『エンハンシング効果』を利用するのです。

 

エンハンシング効果とは

相手のことを褒めるとやる気を出してくれる現象

 

エンハンシング効果を別名で『賞賛効果』と呼ぶこともあります。

ちなみに英語では「Enhancing Effect」って言います。

 

世間の声
褒めれば良いんだな!それさえ分かればもう大丈夫だ!

 

注意してほしいことは、エンハンシング効果を働かせるためには、ただ褒めれば良いというわけではない点です。

 

先ほどは簡単にエンハンシング効果の意味を説明しましたが、心理学的に言うとこんな意味になります。

 

エンハンシング効果とは

外発的動機付けで、内発的動機を引き出したり高めること

 

意味が分からなくても大丈夫です。

簡単に1つずつ説明していきます。

 

  • 外発的動機付けとは、報酬や罰(外部要因)によるモチベージョンのこと
  • 内発的動機づけとは、自分の内側にあるもの(内部要因)によるモチベーションのこと

 

それぞれの例を挙げるとこんなものがあります。

  • 外部要因:お金や商品、賞賛など
  • 内部要因:好奇心や興味関心

 

つまり褒めること(外部要因)によって、好奇心や興味関心を高めることができるのです。

 

何となく分かって頂ければOKです。

褒め方については「エンハンシング効果を働かせる褒め方とは?」のところで紹介していきます。

 

その前にエンハンシング効果が証明された実験を見ていきましょう!

 

エンハンシング効果の実験!

 

 

ここで紹介する実験は、1925年にアメリカの発達心理学者「エリザベス B ハーロック氏」が行ったものです。

 

実験はこんなものになっています。

 

実験の内容

 

9歳〜11歳の参加者を集めて、3つのグループに分けた。

 

全員を同じ教室に入れて、算数のテストを受けてもらう。

 

受けてもらったテストは翌日に返却し、それを5日間繰り返した。

 

そのテストを返却する際に、先生はそれぞれのグループに違う態度をとってもらった。

 

  • グループA:どんな点数に対しても、できたところを褒めた
  • グループB:どんな点数に対しても、できなかったところを叱った
  • グループC:どんな点数に対しても、何も言わなかった

 

その後、参加者の成績がどうなるかを観察した。

 

 

実験の結果

 

  • グループA:どんどん点数が良くなり、5日目を終えると約71%も成績が向上した
  • グループB:2日目に約20%成績が良くなったが、3日目からは悪くなっていった。
  • グループC:成績が大きく変化することはなかった。

 

実験を見て分かるように、褒めることで成績が良くなっていますね。

つまり、褒めたことで算数へのやる気が上がったのです。

 

皆さんにもこの方法をぜひ使ってもらいため、エンハンシング効果を働かせる上手な褒め方を紹介していきます!

エンハンシング効果を働かせる褒め方とは?

 

 

先ほども言いましたが、ただ褒めているだけではエンハンシング効果は働きません。

場合によっては逆効果になってしまう恐れもあります。

 

そこで今回は、エンハンシング効果を最大限に発揮させる5つのポイントをお教えします。

 

5つのポイント

  1. 関係性を意識する
  2. 結果でなく過程を褒める
  3. 比較をしない
  4. たまに褒める
  5. 視覚、聴覚、言語を一致させる

 

順番に見ていきましょう!

 

1、関係性を意識する

 

1つ目のポイントは、関係性を意識することです。

 

褒める人と褒められる人の関係性は非常に大事です。

 

例えば

  • 明らかに能力が劣っている人
  • 面識がない人
  • 当事者でない人

 

このような人が褒めてもあまり意味がありません。

なぜなら、褒めてくれたことに信用が持てないからです。

 

  • 嘘ついてるんじゃないかな?
  • お世辞じゃないかな?

 

こう感じてしまうはずです。

 

ですから

  • 能力がある人
  • 面識がある人
  • 当事者

 

こういった人が褒めることで、大きな効果を期待できます。

 

2、結果でなく過程を褒める

 

2つ目のポイントは、結果でなく過程を褒めることです。

 

この2つを見てください。

  • 100点取ったんだ!すごいね!
  • 100点取ったんだ!努力して頑張ったんだね!

 

上は結果を、下は過程を褒めていますよね。

 

努力をすることで結果はついてきます。

その過程(努力)の部分を褒めないと「良い結果は当たり前」と思ってるように見えます。

 

すると

  • 頑張ったところは見てくれていないんだ…
  • 結果が出て当たり前なんだ…

 

こう思ってしまい向上心はだんだんと下がってしまいます。

 

それを防ぐためにも過程を褒めることで、相手はまた頑張ろうと思い、向上心維持につながるはずです。

 

3、比較をしない

 

3つ目のポイントは比較をしないことです。

 

例えば

  • 100点取ったんだ!努力したんだね!
  • 100点取ったんだ!〇〇より良い点で凄いね!
  • 100点取ったんだ!〇〇よりも頑張ったんだね!

 

2と3の例では他の人と比較していますよね。

 

比較してしまうと、比較相手に勝つことに意識が向きます。

 

そういう場合は、比較相手に勝ってしまうとやる気が落ちてしまいます。

なぜなら目標がなくなってしまうからです。

 

さらに比較相手によって気持ちが変わり、向上心を維持しにくいです。

つまり、凄い相手だと劣等感を感じ、大したことない相手だと優越感に浸ってしまいます。

 

それを防ぐためにも、人と比較するのはやめましょう。

 

4、たまに褒める

 

4つ目のポイントは、たまに褒めることです。

 

毎回褒めるより、たまに褒めることの方が、物事に熱中しやすくなるのです。

 

この事は、すでにマウスの実験で証明されていて、心理学用語だと『間欠強化』と言います。

 

詳しく知りたい方はこの記事を読んでみてください!

ギャンブルにハマる原因の間欠強化とは?恋愛と教育での応用も解説!

 

5、視覚、聴覚、言語を一致させる

 

5つ目のポイントは、視覚、聴覚、言語を一致させることです。

 

例えば、険しい顔でボソッと「頑張ったんだね…」と言われたらどうですか?

 

何がなんやら分かりませんよね。

言葉は褒めているのに、視覚情報と聴覚情報では怒られているように感じます。

 

なので、褒める言葉だけでなく表情や声のトーンまで意識するのが良いです。

 

例えば、笑顔になって高めの声で「頑張ったんだね!」と言ってみる。

 

こうすることで、相手は褒められていると実感しやすいですし、気持ちも良いです。

なので視覚、聴覚、言語を一致させてください。

 

この方法は『メラビアンの法則』がもとになっています。

コミニケーションでは「55%の視覚情報、38%の聴覚情報、7%言語情報」の割合で影響がある『ことです。

 

下にリンクを貼っておきましたので、参考にしてみてください!

【メラビアンの法則】とは?その実験や【恋愛と面接】での応用を解説!

 

エンハンシング効果の注意点!

 

 

エンハンシング効果の意味をおさらいします。

 

「エンハンシング効果とは、相手のことを褒めるとやる気を出してくれる心理現象」

 

実はこれ、元々やる気がない人を褒めるからこそ効果があるのです。

 

やる気がある人に対して褒めてしまうと逆効果になります。

つまり、内的要因(好奇心や興味関心)があってやる気を出していたのに、報酬(賞賛)をもらってしまうとやる気が落ちてしまうのです。

 

この事を心理学用語で『アンダーマイニング効果』と言います。

 

なので、くれぐれも内的要因でやる気がある人に報酬を与えないように注意が必要です!

 

アンダーマイニング効果の記事も貼っておくので、お時間があるときに読んでみてください。

やる気が落ちるアンダーマイニング効果とは?その具体例や対策法!

エンハンシング効果のまとめ

 

最後にこのページ内を簡単にまとめていきます。

 

エンハンシング効果とは

  • 相手のことを褒めるとやる気を出してくれる心理現象

 

エンハンシング効果を働かせる5つのポイント

  1. 関係性を意識する
  2. 結果でなく過程を褒める
  3. 比較をしない
  4. たまに褒める
  5. 視覚、聴覚、言語を一致させる

 

エンハンシング効果の注意点

  • もともと内的要因でやる気がある人に報酬を与えないこと

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!

 

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