【解説】文脈効果とは?マーケティングでの応用方法や注意点!

 

こんにちは!どんまです。

このブログを選び、読んでくれてありがとうございます。

 

今回は『文脈効果』について紹介していきます。

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

文脈効果とは?その意味は?

 

 

まずはこちらを見てください。

 

  • 世界大会で優勝したときの涙
  • 大事な人が亡くなった時の涙
  • 面白い友達を見た時に出た涙

 

3つのシチュエーションではそれぞれ「」という単語が出てきてますよね。

 

皆さんはこの「涙」に対してこのように感じたはずです。

 

  • 世界大会で優勝したときの涙=嬉しくて出た涙
  • 大事な人が亡くなった時の涙=悲しくて出た涙
  • 面白い友達を見た時に出た涙=面白くて出た涙

 

このように文脈によって感じ方(見え方)が変わるのは『文脈効果』が働いているからなんです!

 

文脈効果とは

周囲の情報や状況によって、ある対象への見え方が変わる心理現象

 

私たちの日常では、驚くほどに周囲の情報や状況によって物事を判断しているのです。

 

例えば
  • セール売り場にある商品はセール対象に決まっている
  • お化け屋敷に入ったあと泣いているのは怖かったからだ
  • 遅刻したあと上司に呼ばれたのは怒られるからだ

 

こんな感じで周囲の情報や状況で判断しています。

ですから、情報や状況を変えてみると見え方も異なってきます。

 

このテクニックをマーケティングで活かすことで、大きな効果を期待できます。

それについては、このページ内の最後で紹介するので、まずは文脈効果が実証された実験を見ていきましょう!

 

文脈効果の実験!

 

 

文脈効果を証明した実験は、アメリカの心理学者である「ジェローム・シーモア・ブルーナー氏」が行ったものです。

皆さんもぜひ一緒に試してみてください!

 

まずはこれを見てください。

 

 

 

下の文字は何に見えますか?

 

実験参加者の声
アルファベットのBだよね?

 

ここでは「大文字のアルファベットのB」と答える人が多かったのです。

 

次にこちらを見てください。

 

 

 

 

 

下の文字は何に見えますか?

 

実験参加者の声
これは数字の13だな!

 

こちらの問いでは、実験参加者の多くが「数字の13」と答えたのです。

 

皆さんもおそらく実験参加者と同じ答えになったのではないでしょうか?

 

下の文字はどちらも同じものにも関わらず、人は周りの情報から違う見方をするのです。

この実験から人の認識は、周囲の情報や状況に頼っていることが分かったのです。

文脈効果の注意点!

 

 

文脈効果を知ってもらった上で注意してほしい事があります。

当たり前のことですが、とても大切なことです。

 

それは、周囲の情報や状況だけで見方を変えてしまうと間違えることもあることです。

 

1つ例を作ってみました。

 

とつぜん大きな叫び声が聞こえた。

何事かと周りを見たが、周囲の人は何も動こうとしていない。

周りの状況から、そこまで大袈裟なことではないかと思い、深く考えるのをやめてしまった。

後日、叫び声をあげていた人が亡くなったことを知った。

 

周囲が何もしていないという状況から、叫び声に対して大したことないという見方をしてしまっていますね。

しかし実際には、人が亡くなるほどの出来事だったのです。

 

もし周囲も驚いて慌てていたら、出来事の深刻性を感じていたはずです。

ここからも分かるように、文脈効果が働くがあまり状況判断を間違えることもあるのです。

 

これは極端な例ですが、皆さんの日常でも間違った見方をしていることはあるはずです。

ぜひ注意して生活してみてください。

 

ちなみに、先ほどの例では『傍観者効果』という心理現象も働いています。

まだ知らない方は、この記事を参考にしてみてください!

【解説】傍観者効果の実験や事件とは?そして原因と対処法!

 

文脈効果をマーケティングで応用しよう!

 

 

文脈効果をマーケティングに利用することで、同じものでも違った見え方にさせる事ができます。

 

その方法とは、ある対象の前にうまく情報を付け加えるのです。

 

例えばこの3つの対象に情報をつけ加えてみます。

  • Tシャツ
  • 映画
  • 高校

 

こんな感じにしてみました。

 

  • コットン100%で作られたTシャツ!
  • 数々のタイトルを受賞したこの映画!
  • この高校の多くの学生が名門大学に合格する!

 

どうでしょうか?良い印象を持てるようになりましたよね。

 

見え方はいくらでも変える事ができます。

  • 長く使えるTシャツ!
  • 多くの人に認められた映画!
  • 名門大学に合格したいならこの高校!

 

同じようなことを言っていますが、また見え方が変わってきますよね。

 

どうマーケティングしたいかによって、付け加える情報を変えてみる事が良いです。

 

応用する上で1つだけ注意点があります。

それは嘘をつかない事です。

 

良く見られるようにしたいからと言って、嘘の情報をつけ加えてはいけません。

嘘がバレてトラブルが発生したり、信用を失ってしまうこともあるので、注意が必要です。

 

マーケティングで使える心理効果は他にもあります。

ぜひ、これらの記事を読んでみてください!

【解説】希少性の原理(法則)とは?恋愛やマーケティングの応用!

【心理学】マーケティングで必要なフレーミング効果とは?その具体例や応用方法!

 

文脈効果のまとめ

 

このページ内を簡単にまとめていきます。

 

文脈効果とは

  • 周囲の情報や状況によって、ある対象への見え方が変わる心理現象

 

文脈効果の注意点

  • 周囲の情報や状況だけで見方を変えてしまうと間違えることもある

 

文脈効果のマーケティングでの応用方法

  • ある対象の前にうまく情報を付け加える

 

応用での注意点

  • 嘘の情報を付け加えない

 

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