こんにちは!どんまです。
このブログを選び、読んでくれてありがとうございます。
今回は『ラベリング』と『ラベリング理論』について紹介していきます。
この記事はこんな人にオススメ!
- ラベリングについて知りたい人
- ラベリング理論の意味を知りたい人
- ラベリングの問題点が知りたい人
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
ラベリングはどんな意味?

まず初めに『ラベリング』というものを紹介していきます。

一応、レッテルを貼るの意味も説明しておきます。
本来のレッテルの意味は、商品に貼り付ける紙札のことです。
今回は『レッテルを貼る』という言葉を、もう1つの意味である『一方的に相手のを評価するという』というもので使っていきます。
次にラレベリング理論を紹介していきます。
ラベリング理論とは?

『ラベリング』と関連して『ラベリング理論』というものがあります。

これだけだと分かりづらいので、逸脱行為の例を挙げてみます。
この他にも沢山の逸脱行為はあります。
あくまでも法に触れるかどうかではなく、道徳的に望ましいかどうかが基準となっています。
ここまで見てきて、もう一度ラベリング理論を簡単に説明すると、
ラベリング理論とは、一方的に相手を評価することで、その人が道徳的に望ましくない行為をすることです。
イメージとしては、ラベリングの中にラベリング理論というものが存在している感じです。
『ラベリング』はある対象に対して、良い評価と悪い評価がどっちもあるのに対して、
『ラベリング理論』は、悪い評価のことだけを指しています。
次にいくつかラベリングの具体例を紹介していきます。
ラベリングの3つの具体例!
ラベリングの具体例を3つ紹介していきます。
その具体例がこちらです。
順番に見ていきましょう!
ラベリングの具体例1、性別

具体例の1つ目は、性別です。
私たちは性別によってレッテルを貼られがちです。
「男らしく」「女らしく」という言葉があるように、性別によって勝手に評価されてしまう部分があります。
みんさんもお分かりの通り、私たちは必ずしもこうではありませんよね。
世間や周りの人が勝手にレッテルを貼ってしまっているだけなのです。
ラベリングの具体例2、人種

具体例の2つ目は、人種です。
「〇〇人だからこうあるべきだ」
「〇〇人だからこうだろう」
こんなレッテルを無意識のうちに貼っていることがあります。
こういったものは、一部分の人がラベリングをして広まっていきます。
それが世間のイメージとして定着していくのです。
もう1つだけ具体例を見ていきましょう。
ラベリングの具体例3、血液型

具体例の3つ目は、血液型です。
血液型ごとにこんなイメージがありますよね。

なのでこう思う人もいます。
実際には、血液型によって性格が変わるという根拠がないにも関わらず、こういったラベリングをしてしまいます。
ラベリングをする事で問題が起きることもあります。
次の章ではラベリングの問題点について紹介していきます。
ラベリングの問題点!

ラベリングには問題点があります。
それは社会問題を引き起こす恐れがある事です。
過度なラベリングによって、このような社会問題が起こる可能性が上がります。
なぜかというと、
「あいつは日本人じゃないから汚れている」
「あいつ男なのに女みたいな格好をしている」
こういった勝手なラベルを貼る事で、多数の人に広まっていくのです。
そのラベルを元に、みんなでよってたかって攻撃する事で社会問題が引き起こされてしまいます。
先ほどのラベリング理論も、過度で良くないラベリングと関係しているのです。
ですから、ラベリングによって社会問題が起きてしまう理論とも言えます。
ラベリングを無意識にしてしまう人は注意が必要です。
関連する用語!
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ラベリングのまとめ
最後にこのページ内を簡単にまとめていきます。
ラベリングとは
- ある対象に対して、勝手な判断でレッテルを貼る行為のこと
ラベリング理論とは
- 周囲がある人にレッテルを貼ることで、その人が逸脱行為を起こす可能性があると考えたもの
ラベリングの3つの具体例
- 性別
- 人種
- 血液型
ラベリングの問題点
- 社会問題を引き起こす恐れがあること