ものを手放せないのは保有効果が原因?その具体例や対処法を解説!

 

こんにちは!どんまです。

 

このブログを選び、読んでくれてありがとうございます。

今回は心理学用語の『保有効果』について紹介していきます。

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

保有効果とは?

 

 

保有効果とは、自分の所有物を価値あるものだと思い、手放せなくなってしまう現象

 

みなさんの周りにも、1つはこういったものがあるのではないでしょうか?

保有効果が働くのは、自分が買った商品だけではありません。

 

例えば、

  • ズルズルと関係が続き、恋人と別れられない
  • 株の損切りができない
  • 貰い物や限定品を捨てられない

 

これ以外にも非常に多くのものがあります。

 

そこで、この保有効果を証明してくれた実験を紹介していきます。

 

保有効果を証明するマグカップの実験

 

 

保有効果を証明した実験にマグカップを使ったものがあります。

これは「行動経済学者のダニエル・カーネマン氏」が行った実験です。

 

実験の内容

 

被験者の学生を集めて、グループAとBの2グループに分ける。

 

そして、それぞれのグループに別の環境を与える。

グループA:ロゴ入りのマグカップを与える

グループB:何も与えない

 

そのあと両グループにそれぞれ質問をした。

グループA:グループBにマグカップを売るとしたら、いくらで売りますか?

グループB:グループAからマグカップを買うとしたら、いくらで買いますか?

 

このマグカップの実際の値段は500円ほどです。

 

実験の結果

グループAは700円ほどで売りたいと言った。

グループBは300円ほどで買いたいと言った。

 

つまりマグカップを所有したかどうかで、マグカップへの金銭的な価値が大きく異なったのです。

マグカップの値段は500円ほどなので、所有しただけでそれ以上の価値をつけていることも見て分かりますよね。

 

どうでしょうか。保有効果に対してより信ぴょう性を持てたのではないかと思います。

次に、どうして保有効果が起きてしまうのかを説明していきます。

保有効果が起こる3つの原因とは?

 

保有効果が起きてしまうのには、主に3つの原因があります。

1つずつ説明していきます。

 

得するよりも損するのを避ける

 

 

原因の1つ目は、人は得するよりも損することを避けるからです。

 

このことを心理学用語で『損失回避バイアス』と言います。

 

例えば、あなたならどちらを選びますか?

  1. 1000万円無条件で手に入る
  2. 2分の1の確率で3000万手に入る

 

多くの人が前者を選ぶのではないでしょうか?

 

金額的には後者の方がお得な気がしますが、人間は損することを嫌います。

ですから損しない事が、第一優先になりやすいのです。

 

なので、手放して損してしまうことを避けたいがために、保有効果が起きてしまうのです。

 

現状が変わるのを恐れる

 

 

原因の2つ目は、人は現状が変わるのを恐れるからです。

 

このことを心理学用語で『現状維持バイアス』と言います。

 

例えば

  • いつも同じ店で食べてしまう
  • なかなか転職する勇気が出ない
  • 恋人との関係がズルズル続く

 

現状を変えると今より良くなるかもしれませんが、逆に悪くなる可能性もあります。

それを考えると、今のままでいいやと思ってしまうのです。

 

だから自分の所有物を手放して現状が変わるのを恐れるため、保有効果が起きるのです。

 

『現状維持バイアス』について詳しく紹介している記事があります。

もし興味がありましたら、ぜひこの記事を読んでみてください!

勇気が出ない現状維持バイアスの意味とは?その具体例や克服法を解説!

 

投資してきた時間やお金がもったいない

 

 

原因の3つ目は、投資してきた時間やお金をもったいないと思うからです。

 

例えば

  • お金をかけて買ったものだから
  • 恋人に対してこれだけ時間を費やしてきたから
  • 並んで時間をかけて買った限定物だから

 

自分の所有物に対して、このような考え方をしてしまいます。

なので、保有効果が働いてしまうのです。

 

ここでの意味に近いもので『コンコルド効果』というものがあります。

勿体無いがあまり、損切りできないことです。

 

まだ知らない方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

いつまでもやめられないコンコルド効果とは?その具体例や対策法!

 

保有効果の対処法!

 

 

所有していた方が良いものがありますが、時には手放した方が良いものもあります。

 

なので保有効果を対処するために、手放せる勇気を持つことが大切です。

 

実際には、手放したとしても損をしているわけではありません。

なぜなら、その所有物を持っていない時期と同じ状況になるだけだからです。

 

自分以外の誰かを思い、所有物を手放せない人もいるかと思います。

 

例えば

  • 恋人のことを思い、別れを切り出せない
  • プレゼントしてくれた人を思い、捨てられない

 

けれど、その人を思い悪影響を及ぼされるぐらいなら、それを手放した方がだんぜん良いです。

大切なのは、あなたが生きやすいことです。

 

ですから、手放す勇気を持つことで保有効果を対処できて、その結果気持ちがすっきりするはずです。

 

保有効果をマーケティングで応用したい!どうすればいい?

 

 

ここまで保有効果について紹介してきましたが、最後にマーケティングでの応用方法をお教えします。

 

保有効果を働かせるために、1度消費者に商品を保有してもらう必要があります。

 

その方法として

  • 返金保証制度をつける
  • 無料お試し制度を実施する

 

こういったものを使い、消費者が手に取りやすいようにします。

1度手にとってくれれば、保有効果が働きかけます。

 

その商品を返したくないと思い、そのあとも消費者の所有物となってくれるはずです。

保有効果はとても効果があるものなので、ぜひ実践してみてください!

保有効果のまとめ

 

最後にこのページ内を簡単にまとめていきます。

 

保有効果とは

  • 自分の所有物を価値あるものだと思い、手放せなくなってしまう現象

 

保有効果が起こる3つの原因

  • 得するよりも損するのを避けるから
  • 現状が変わるのを恐れるから
  • 投資してきた時間やお金がもったいないから

 

保有効果の対処法

  • 所有物を手放す勇気を持つ

 

保有効果のマーケティングでの応用方法

  • 返金保証制度や無料お試し制度

 

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