【心理学】応援したくなるアンダードック効果とは?その事例や注意点!

 

こんにちは!どんまです。

このブログを選び、読んでくれてありがとうございます。

 

今回は心理学用語の『アンダードック効果』を紹介していきます。

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

アンダードック効果とは?

 

 

アンダードック効果とは、人が試合や選挙などで劣勢状態のものに同情し、それに対して応援や投票をすることで、逆転につながる現象

 

つまり、人間の心理では弱いものや敗者を応援したくなるのです。

 

アンダードックの意味を日本語に訳すと、「負け犬」「敗北者」となります。

ですから、この心理現象を別名で『負け犬効果』と呼ぶこともあります。

 

次にアンダードック効果を証明した実験を1つ見ていきましょう!

 

アンダードック効果の実験

 

 

アンダードック効果を証明した、とても簡単な実験があります。

それは1つのアンケートに答えてもらうものです。

 

実験の内容

 

この実験はアメリカのハーバード大学で行ったものです。

181人の学生に、A,Bどちらの会社の商品を買いたいか選んでもらった。

 

それぞれこんな会社です。

会社A:情熱があるが実績がよくない会社

会社B:努力しないが業績は良い会社

 

実験の結果、驚くことに多くの学生が、会社Bから商品を買いたいと答えた。

 

このことから人間は、弱くても頑張っているものに同情することが分かった。

次に、よりイメージしやすいよう事例を挙げていきます。

 

アンダードック効果の3つの事例

 

アンダードック効果は、身の回りでとても多く起きています。

今回はその中から、3つの事例を選ばせて頂きました。

 

順番に見ていきましょう!

 

アンダードック効果の事例1、勉強

 

 

1つ目の事例は、勉強です。

 

勉強では、偏差値を基準にして良し悪しを決めますよね。

「偏差値が低い人が良い大学に合格する」そんな大逆転を起こした子も少なくありません。

 

例えば映画化もされた『ビリギャル』です。

これは女子高生が偏差値40を上げて、慶應大学に受かるまでのノンフィクションストーリーです。

 

彼女が合格できたのも、決して1人だけの力ではありません。

周りの人が本気で合格を目指している彼女を応援して、彼女へのサポートも欠かさなかったからです。

 

ここから、人は劣勢でも頑張っている人を応援したくなるのが分かります。

 

アンダードック効果の事例2、スポーツ

 

 

みなさんはスポーツ観戦をされますか?

スポーツは、勝たなければ意味がないという非常に厳しい世界です。

 

そんなスポーツでもアンダードック効果が起きています。

例えば高校野球の夏の甲子園です。

 

毎年、甲子園に出る強豪校よりも、

  • 甲子園初出場の高校
  • 雪など天候の関係であまりグランドで練習できない高校
  • 推薦で来た選手や部員数が少ない高校

 

こういった高校を応援してしまいますよね。

そういった選手を見て感動してしまう人も多いはずです。

 

アンダードック効果の事例3、恋愛

 

 

恋愛でもアンダードック効果は働きます。

 

完璧になんでもこなす女性よりも、少しぐらい不器用な女の子に対して好意を抱きますよね。

なぜなら男性は「守ってあげたい」「助けてあげたい」と思うからです。

 

多くの男性は女性から頼られたいのです。

ですから弱い一面を見せられると、その人に好意を持ってしまいます。

 

もちろん女性から男性に対しても、アンダードック効果は起きます。

 

普段明るい男性や、弱い部分を見せない人がいますよね。

そんな男性が落ち込んでたり、元気がなかったりすると、女性はその男性に対して同情を抱いてしまいます。

 

なので、恋愛でもアンダードック効果が頻繁に起きているのです。

アンダードック効果が起こる理由

 

 

アンダードック効果が働きかけるのには2つの理由があります。

1つずつ紹介していきます。

 

自分と重ね合わせるから

 

1つ目の理由は、自分と重ね合わせるからです。

 

完璧な人はこの世界にいませんよね。

周りからは完璧に思われている人でも、自分だけしか知らない弱い部分が存在するはずです。

 

弱い自分がいれば、弱い人に同情します。

なぜなら同情心は、相手の気持ちが分かったとき生まれるからです。

 

そうすると、弱い自分と重ね合わせ同情し、応援したくなるのです。

 

特別なものを好むから

 

2つ目の理由は、人が特別なものを好むからです。

 

優勢なものが良い結果を残すのは、特別感がありませんよね。

しかし、現実では優勢なものが良い結果を残すのがほとんどです。

 

逆に劣勢なものが大逆転をする場面はあまり目にしませんよね。

人はそんな特別な場面を見てみたいのです。

 

だから、劣勢なものを応援するようになります。

 

アンダードック効果の注意点!

 

 

ここまでアンダードック効果について紹介してきました。

そんな中で「じゃあ弱い部分見せれば応援してくれるんでしょ?」と思った方は注意してほしい事があります。

 

それはアンダードック効果が、努力したり頑張っているものがあるからこそ働きかける点です。

 

誰もサボったり、わざと弱いふりをしている人に同情なんて湧きません。

一生懸命頑張っているからこそ、同情がわき応援したくなるのです。

 

ですから、わざと劣勢な状態にしないように注意が必要です。

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アンダードック効果のまとめ

 

このページ内を簡単にまとめていきます。

 

アンダードック効果とは

  • 人が試合や選挙などで劣勢状態のものに同情し、それに対して応援や投票をすることで、逆転につながる現象

 

アンダードック効果の3つの事例

  • 勉強
  • スポーツ
  • 恋愛

 

アンダードック効果が起こる2つの理由

  • 自分と重ね合わせるから
  • 特別なものを好むから

 

アンダードック効果の注意点

  • わざと劣勢な状態にしない

 

 

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